2017年3月30日木曜日

諏訪山(上野村・1549.4m)



3月30日(木) 0430起床 (---)
天気 晴れ
気温 0℃


諏訪山(上野村・1549.4m)の謳い文句は、「西上州最奥の訪れる人も少ない静かな山」である。
上野村浜平から湯ノ沢を奥へ奥へと遡った先にある


諏訪山(上野村・1549.4m)
歩行距離 12.6㎞ 所要時間 7時間17分 総上昇量 770m 平均歩行速 3.5㎞

0610時 浜平ルート登山口発
0812時 支尾根稜線
0824時 湯ノ沢の頭
0944時 弘法小屋
1012時 撤退「最高点1375m」
1044時 弘法小屋
1144時 湯ノ沢の頭
1200時 支尾根稜線
1327時 浜平ルート登山口着

浜平ルート登山口駐車場から一旦河原に下りると「登山口」の大きな看板がある
此処がこれから辿る湯ノ沢の起点である
コースタイムは、湯ノ沢の頭まで1時間30分
湯ノ沢は、名前の通り「温泉が湧き出る沢」である
泉源からパイプが下流へ伸びている
湯ノ沢の河原を踏み跡を辿って遡る










湯ノ沢を奥に進むと沢の様相は一変する
険悪な沢に豹変して「桟道」がつけられ











ますます狭隘な沢になり

















大きく高巻くヘツリが肝を冷やす
ヘツル登山道は、落ち葉が厚く積もってストックで掻き落さないと様子が分からない
このヘツリを越える所までで、体力と気力を消耗する












今日の難場は此処からであった
湯ノ沢の源頭を登って行く、北斜面なので雪が深い
登り始めは踝のラッセル、登って行くにしたがって凍結、踝を超えるラッセル
コースタイムは、1時間30分ところが湯ノ沢の頭までたっぷり2時間かかる
ルートは、要所ににテープが残っていて見失う心配は無い。
湯ノ沢の頭で橋ノ沢からのルートと合流する




ここからの主稜線の登山道は、雪のあるこの時期険悪である
トラバースする登山道は、狭い、岩場、急な下り、急斜面のヘツリと雪のあるこの時期は気が抜けない
この登山道の核心部に入る起点に廃屋に近い「弘法小屋」がある


















此処から雪の急斜面を登るのだが、雪足に足を蹴りこんでもステップにならない
雪に隠れた段差を見つけないと登れない。
無雪期と難度は格段に上がる
設置されたロープを掴んで急斜面を強引に登る



行く手に岩場の急斜面が出てきた
下ヤツウチグラ(三笠山)への最後の登りである
今日は此処まで4時間02分かかった
初めての山を雪で登るのは難儀である















下りは更に困難を極める
アイゼンを履き、ピッケルを握り一歩一歩後ろ向きで下る
アイゼンの爪を雪に打ち込むのだが、雪の下の土の急斜面、急斜面の木の根に打ち込む
地山が見えない登山道の上り下りに散々鍛えられた
上野村の山々が、しっかり山トレしてくれている

3 件のコメント:

  1. おはようございます。
    何だか、いきなり厳しい登山ですね。大丈夫ですか?落ち葉に気遣い、雪をかき分け、岩を登り、また、下りもキツイ。
    一気に体力を消耗しそうな感じ。
    万全でバリバリの山旅中でも厳しそうな感じでしたが、足や身体は大丈夫ですか?
    未だに春が遠い感じですので、厳しい山は後回しが良いかもしれませんね。

    本日で、年度末も終わりです。

    私も気をつけてあとの任期を頑張りたいと思います。

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  2. おはようございます😃 鹿屋は春の冷たい雨です。
    足馴らしにしては少々手強いような…。
    ベストな体重ではないと思いますし、慎重に慎重を重ねて気を付けて💪

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  3. *重いのは覚悟のうえで出発、とは言え、谷の底で気合を入れられ、稜線に上がれば雪に根性を試され、急斜面ではロープが頼り、狭い尾根のトラバースでは腰が引ける。何だかなー。それでも、これだけ歩いてアキレスも怒らなかったから良しとしましょう
    *山の中の上野村はまだ冬です。沢の中は冬景色、稜線に登れば雪景色、その雪が朝は凍ってカチンカチン。ここでこの雪だから、二三日前の雪は此処より北の山ではいかほど降ったのか。この辺りの山には、まだまだ春は来ていません。ゆっくりと適当を組み合わせながら、ボチボチ山になれます。所で既に3㎏減量です。

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