4月30日(日) 0245時起床 (136/89)
天気 晴れ
気温 3℃
昨夕雷が止み雨が小止みになった道の駅で「土筆」が一面に出ていた
信濃町の春である
「黒姫山(くろひめやま・2053.4m)」
歩行距理 13.9㎞ 所要時間 5時間28分 総上昇量 894m 移動平均速 3.4㎞(全体平均速 2.5㎞)
0505時 広橋林道登山口発(戸隠キャンプ場の先)
0538時 登山道入り口
0606時~0626時 西新道分岐
0730時 頂上稜線
0822時~0835時 「黒姫山(くろひめやま・2053.4m)」山頂
0908時 頂上稜線
0940時 西新道分岐
1006時 登山道入り口
1033時 広橋林道登山口着(戸隠キャンプ場の先)
登山口には一番乗り、10数台は駐車可能な広さがある
何時もの通りのフル装備を担いで融けたり、融け残ったりの林道歩むと登山道の標識が立っている
林道から離れ樹林地の中を一直線に登る。トレースを外したり適当に上部に向かって登る
今日も坪足、特に問題はない
西新道分岐で休憩していると、戸隠忍者(何故忍者かは後で分かる)が上がってきた
聞くと「お隣新潟の忍者」であった。
ブログを紹介して先発していった
相変わらずトレースを外したり戻ったりを繰り返し、尚且つ稜線への最後の樺の急斜面は、ジグザグ、ジグザグを繰り返して「アキレス」の負担を軽くする。それでもようやく上り上がる
ところが「新潟忍者」は急斜面をゴム長靴で一直線に登っていた
頂上稜線からの展望が素晴らしい
「高妻山(たかつまやま・2352.8m)」と「戸隠山(1917.4m)」が対照的な山容を見せる
真っ白急峻な尖がる高妻山、黒く鋸の歯を剥き出しの戸隠山
何れも一筋縄では登れない。単独行者に歩けるのはすっかり雪が消えてからだろう
その対面には、穏やかな山容の「飯綱山」が、大きく裾野を広げている
対照的な山が隣り合っているのも面白いし、夫々多くの登山者を迎えているのも興味深い
戸隠山の岩稜は、跨るか四つん這いで登るかという鋭さ、一方飯綱山は初心者でも登れ且つ展望は一級品、特徴を出し合っているのだ
頂上稜線の先にようやく頂上が見えるポイントに立って驚いた
「新潟忍者」が頂上から下りて来るではないか
既に30分から40分の差をつけて、走っているらしい
その頂上稜線、頂上直下の雪面も急斜面、早朝で硬い雪面である。
其処をゴム長靴で登り駆け下りているのだ
「新潟忍者」が、「御巣鷹山(小黒姫)」へコースを進んだらしい
稜線で行き会う事はなかった
頂上で「高妻山(たかつまやま・2352.8m)」と「戸隠山(1917.4m)」をバックに一枚
妙高山を一枚
今この雪の時期、妙高山の険しい岩稜を登りきる自信はありません
「雪が大方消える6月第一週」がベストと聞いたから、高妻山、戸隠山もその時期でしょうか
山は静かで、たっぷりの豊かさが残っている
大樺
大ブナの森
樺の林
見事である
等と余韻に浸っていると「お疲れ様でした」と「新潟忍者」が帰ってきた
僅かに25分遅れ、一山余計に登り且つ下りそして登り上がってルートに復帰しての僅かなこの遅れ、それもゴム長靴で急な雪斜面を走ってこなす技もある。これを「新潟忍者」と云わず何と呼ぶ
羽でも生えてるんじゃないだろうか。
とても真似は出来ないけれど、楽しい山登りを見せて貰った