2018年7月18日水曜日

中央アルプス「千畳敷カール」に上がる


7月18日(水) 0430起床 (---)
天気 晴れ
気温 24℃

昨夜は「駒ケ根高原 菅の台バスセンター大駐車場(標高850m)」で泊まる
1800時の気温が32℃、2000時になっても28℃、850mの高原はこの高温状況に太刀打ち出来ない、寝るに寝られない夜になる。
ネットを張ったスライドドアの窓を全開にして横になる
2000mの高原の夜の快適さに比べ車中泊の状況は最悪である



850mの高原の朝の気温が24℃、2000mの高原の朝と10度の温度差は、体力を消耗する夜である
朝一番のバスでバスターミナルを出発、30分登った駒ケ岳ロープウェイ下駅「しらび平駅(標高1662m)」から上駅「千畳敷駅(標高2612m)」に上がる「(往復バス代込み大人一人3900円)」
気温は10度台爽やかそのもの、そこに真正面「南アルプスの全山」が一望だから爽快、一流の展望である。






駅の外に出ると「お花畑の先に宝剣岳(ほうけんだけ 2931m)」が岩峰を天に刺す














遊歩道を先に進むと「お花畑の先に千畳敷カール」が大きなカールで蒼空を受けている












足元には「ミヤマクロユリ」が草叢に隠れて咲いている
「南アルプス」の最高の展望台、且つ比類のない「高山植物の宝庫」である
連れも痛めた膝を庇いつつひろがる展望と遊歩道両脇のお花畑に夢中である
ミヤマクロユリをこれ程間近にそして多くの花を見る山は此処しかない。
クロユリを見るだけでロープウェイで上がる価値がある



ロープウェイ上駅のカフェテラスから47年前「聖岳以北全山縦走」した「南アルプス」の峰々を懐かしく展望する
「中央アルプス」から「南アルプス」を展望するなど思いも寄らいな事が起こるのである
梅雨明け十日、山行には最高であった時代は遠く去ったのかもしれない
40℃を超えなんとする昨日・今日である。
標高の高い山中は無時でも、下りて休養を取るべき地点が今や体力を奪う。
この状況は、夏の山行は緊急事態であることを物語る。
テラスから「南アルプス」を一望しつつ、夏の山行を終わらせる
お盆過ぎまで鹿児島で待機することにする

2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    高地なのにそんな気温ですか?
    ホント地球はどうかしてますね。

    大雨がゲリラ的にしかも集中的に長い時間降ったかと思うと、今度はかんかん照り!農作物も動物も魚も大変なことになります。
    家でも、両親が熱中症になって具合悪く、本日は休みを取りました。
    エアコンをつけてと言っても我慢するんです。昔は、扇風機も無かったと、、、。昔と違うと認識してもらわらないと大変なことになります。

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  2. 確かに命に係わる気温である。風が痛いのを初めて経験する。大雨の後は高温、何とかなりませんか。暫く静養します

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