2018年7月27日金曜日

「さつま高城駅」が秘境駅?


7月27日(金) 0500起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 26℃

キス釣りの餌でもあり、夏の味覚でもある「なうっげ(漢字を当てると恐らく<波打際貝>?)」、これは我が湯田町だけに通用する呼び名かも知れない。
正式名は「フジノハナガイ」、日本の砂浜の波打ち際で躍動する珍しくもない貝である。
波打ち際で拾って貝の身を針に刺してキスを釣っていた。
小さな当たりでも針に刺した貝の餌を取られるので、エサとしては始終餌付けに追われる面倒な餌である。がしかし、食い付きが良いので子供時分はお金を掛けずキスを釣っていた。
その「なうっげ」を、食べ物として楽しむようになったのは大人になってからである
其れも焼酎が美味しく飲める大人になってからだから30代
居るとなると波打ち際が真っ黒、真っ白、ピンク、黄色の「なうっげ」で一面覆われる
だから採るに苦労は要らない、拾って歩くだけである
流通はしないから自分で採りに行くしかない
その積りで、バケツと笊と砂を吐かせるための塩水用のペットボトルを持って湯田口海岸に出かける
国道3号の広場に山旅号を停めて、「さつま高城駅」の陸橋を渡り湯田口海岸に歩き始める
其処に声がかかる「お話聞いていいですか」
振り返ると青いつなぎを着た「お兄ちゃん」が陸橋を上がってくる
話を聞くと
・所さんの学校では教えてくれないそこのトコロという番組の「秘境駅?」取材中
・昨日から待っているが一人の利用者がない
と云う
「何処に、何用で、この駅に」と聞かれるので「貝採り」に海岸へ、「付いて行っていいか」というので「どうぞ」と一緒に海岸へ
昔の「さつま高城駅」の利用の様子など話しながら波打ち際に行くと、波打ち際を埋め尽くしている筈の「なうっげ」が、一個も居ない、影も形もない。
所々砂を掻いてみるも結果は同じ、「夏の味覚(なうっげのお味噌汁)」は空振りである。
砂浜から駅に向かいながら足元の「ハナボウフウ」を摘むと「ウンッ?」
「ハマボウフウと云い、香の良い植物、ソーメンの薬味、夏の味覚です」
此れで一盛り上がり。
「何をされているのですか」と聞かれる
返答が難しいが其処は「山旅、登山家です」、付け加えて「山旅仙人です」と云ったら面白かったかも。
車中泊、夫婦旅、3月から11月まで等々、山旅のあれこれを楽しく話す
最後に「山旅号」と「山道具」を披露する
青いつなぎを着た「お兄ちゃん」、安田大サーカスの団長「安田さん」とツーショット
そのあと、街に出る用事があったので「ガリガリ君」と「冷たいコーヒー」を買って秘境駅?に行くと人待ちを続けている。
「差し入れです」
「有難うございます」
団長と握手してお別れ
「さつま高城駅」は秘境駅らしい、秘境駅に住んでいる私はやはり「山旅仙人」なのである

2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    安田大サーカスじゃないですか?
    テレビの番組ですか?とうとう全国débutですね。笑笑
    放送が決まりましたら教えて下さい!

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  2. カメラが回っていたのまさかとは思うけれど「出演」しているかもしれない。帰り際「放送すること了解します」みたいなペーパーにサインした。放送される頃は「山旅再出発」済だからおそらく見ることはないかもしれない。誰か「ビデオ録画」してくれないかなー。月に一回の放送らしいから正に山旅の最中である

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