2018年7月1日日曜日

「白砂山(しらすなやま 2139.7m)」に登る


7月1日(日) 0200起床 (---)
天気 晴れ
気温 19℃

野反湖から白砂山は皆さんのお目当てである
しかし、遠い、遥か且つ森の中、高見に登ってしまえば絶景が広がるのだが果たしてそこに届くかどうか。
頑張れお連れさん
明日に備えて栄養会「ウィンナーカレー」たっぷり食べて気合十分、これがまたビールのツマミに最高の逸品





夕暮れの空には夕日に照らされたとてつもなく大きな入道雲が立つ
そして、即夕立だから分かりやすい














「白砂山(しらすなやま 2139.7m)」
歩行距離 15.8㎞ 所要時間 10時間45分 総上昇量 977m 移動平均速 2.6㎞(全体平均速 1.3㎞)

0357時 野反湖畔登山口発
0415時 ハンノキ沢
0445時 北沢取水分岐
0500時 地蔵峠
0635時~0645時 水場
0727時 「堂岩山(どういわやま 20151m)」
0735時 「八間山(はちけんざん 1934.5m)」分岐
0802時 猟師ノ頭
0825時 金沢レリーフ
0925時~0935時 「白砂山(しらすなやま 2139.7m)」山頂
1017時 金沢レリーフ
1050時~1100時 猟師ノ頭
1124時 「八間山(はちけんざん 1934.5m)」分岐
1133時 「堂岩山(どういわやま 2051m)
1210時 水場
1346時 地蔵峠
1357時 北沢取水分岐
1420時 ハンノキ沢
1442時 野反湖畔登山口着

完璧電波希薄、如何いたそうにも手に負えるものではありません
「明日のお楽しみということで」御了解の程を!!!
*7月4日(水)0800時 台風7号の影響で長野県東御市湯ノ丸高原地蔵峠は雨です
写真を追加添付する天気になりました。とは言え5日連続の雨予報です。

登山道は明瞭なのでヘッドライトを灯して出発、森の中の登山道は0400時を過ぎても中々明るくならない。写真を撮ったのが0445時北沢取水分岐、出発から50分後である










晴天を約束する朝日を受けて登る登山道は、明瞭の一本道なのだが笹が被さる。ズボンは朝露でずぶ濡れである。










笹道からコメツガの森に入る。自然木が残る斜面は往古の森をしっかり残している、大いに気に入る。

















とは言っても、これらの大木の立つ急斜面は、根っこの道になる。縦横に高く低く這う根っこを両手両足で越す。





















グイと登りあがると樹間に草津白根山が姿を現す、その近さは思いの外である














コース中唯一の水場に到着、



















水場は登山道から5分の小さな沢、たっぷりの水流である












0727時 堂岩山(2051m)着、ここまで3時間30分の樹林の登りである















堂岩山(2051m)から先で展望が一気に開ける。目指す白岩山(2139.7m)は、下って登って下って登ってを繰り返す細い山稜の先である。ここからが本番、「細心の注意」と「一番の頑張り」が要る
















藪の中を下る先に「佐武流山」が見える、景観も楽しみつつ慎重な登下降である













笹山も越える













丈の低い藪がハクサンシャクナゲ、一面のシャクナゲ、花期が過ぎた中に咲き残る株がある
豪雪の雪嶺、烈風の稜線を知るだけに見事な咲きっぷりに感動する









山稜の小ピーク「猟師の頭」の先、「佐武流山」と「白砂山」が連なる
雪の残る時期のみ歩くことができる稜線である。大きなアップダウンがある上級者の領域。









白砂山山頂が近づくが下って登って下って登って、我慢の歩きが続く
















山頂への最後の登りに取り付く、岩交じりの急坂、ガレ場在り、岩場あり、草付き在り、その急坂がお花畑でもある

















ハクサンチドリが風に揺れる





















ノゾリキスゲが急斜面の上に下に咲く、この厳しい環境と高度、高さで咲く力強さに驚く















急坂を上がりきると山頂稜線の肩、ゆるく登ると10人で満員となる狭い山頂である















展望は全周である
「佐武流山」越しに「苗場山」、苗場山の意外な見え方が面白い











「佐武流山」の隣左手遠くに「鳥甲山」、鋭鋒は変わらずである













北に遠く「越後三山」、ここからでもその存在感は圧倒的である













「草津白根山」の白さが際立ち、「岩菅山」の広がりが別格である














山頂からの急坂を慎重に下る。早出の我々は通常出発の登山者とこの狭い山稜で行き会うことになる。流石に人気の山、老若男女多数の登山者と行き会う。譲り合いつつ登りと同じく下って登って下って登って漸く「堂岩山」八間山分岐着。健脚者は八間山へ周回するが、連れと共に登山口へ下る。
暗い中出発の登山口着、連れは疲労困憊の様子、よく頑張りました。





案内板には山頂まで6.4㎞(往復12.8㎞)と記されているが、GPSは15.8㎞と表示している
歩いた感覚も15.8㎞を推している。
森から笹原、そしてシャクナゲの山稜、キスゲの原、お花畑、変化に富んだ山である


  

2 件のコメント:

  1. おはようございます。電波が厳しいんですね。
    やはりユニバーサルサービスは最低でも電波は日本中どこでも高速通信網があるべき!!
    そう思っております。

    さて、お昼過ぎまでの行程になってますが昼ごはんとかは準備されているのでしょうか??

    奥様の体力も心配ですが、大丈夫ですか?

    写真のアップを楽しみにしております。

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  2. 連れのスピードに合わせて歩くので、ザックの中には「おにぎり」がたっぷり入っています。水は2ℓ、エネルギゼリーも2パック、トマトが4個、ベビーチーズが10個、汗だくだく、エネルギの消耗は激しい、天からは熱射、周りはブヨの大群、ネットを被る。それでも、登山者は大勢、皆さんよく頑張る。
    山で食べるトマトは格別です、但し潰さず持って歩くのは至難の業です
    写真化期待してください

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