2015年10月16日金曜日

「小白森山(1563.1m)」から「大白森山(1642m)」藪はありません


10月16日(金) 0400起床 (137/86)
天気 晴れのち曇り
気温 5℃

湯野上温泉駅から二岐温泉へ、登山口は二岐温泉のつり橋を渡って直ぐの林道脇
登山口は杉林、カラマツとブナの二次林の混交林からブナ林に変わる
登山道は明瞭、一本道、程よい勾配の登りです
「小白森山(1563.1m)」への登山道で笹が左右から迫るのは、「蟻の戸渡り」を越えた伐採跡の登り。この程度の笹薮が、「小白森山1563.1m)」から「大白森山(1642m)」間の登山道は、ところどころ出てくるだけです。藪はありません。「大白森山(1642m)」まで足を伸ばして大正解だった。

「小白森山(1563,1m)」「大白森山(1642m)」
歩行距離 13.3㎞ 所要時間 5時間27分 累積標高差(総上昇量) 1178m

コースタイム0633時 二岐温泉登山口発
0730時 蟻の戸渡り
0807時~0825時 「白森山(1563.1m)」山頂
0843時 一杯山
0858時 二杯山
0931時~0955時 「大白森山(1642m)」山頂
1017時 二杯山
1024時 一杯山
1054時~1105時 「白森山(1563.1m)」山頂
1128時 蟻の戸渡り
1200時 二岐温泉登山口着

明るいブナの二次林を登ります。一本道快適な登りです














一時間登ると細尾ky根の「蟻の戸渡り」
唯一気を遣うところ、慎重通過です
「蟻の戸渡り」の前後の登山道わきの「アスナロ」が今日のハイライトです










巨樹、巨木、捩れたり、這ったり、倒れても尚生きるアスナロが立っています
これを見るだけでも登る価値がある

















「小白森山(1563.1m)」の山頂から、「大白森山(1642m)」が真向かい、そん左手に尾根続きで「那須の連山」が鮮やかだった










「大白森山(1642m)」への登山道の藪が気懸りだったけれど、この程度「藪」とは言えません
まして藪漕ぎは無し。













快調に「大白森山(1642m)」山頂まで歩けます
「大白森山(1642m)」山頂からの展望は最高です。「小白森山(1563.1m)」からの展望は足元にも及ばない。
手前に「小白森山」、その奥に「二岐山」、さらに遠く右が「大戸山」、左が「小野岳」








南には「那須連山」、展望は云う事なし。
心配なのは明日の天気、「那須連山」の尾根越しに雲が越えてくる
関東は天気が悪いらしい、あすも今日のような天気ならば、那須の三倉山はガスの中だ
天気を心配しつつ下る










高度1200m付近が黄葉の真っ盛りだ、これから上部はもう盛りは過ぎている
これからどんどん高度を下げていくのだろう











登山道の階段状になった足踏み場にも「小さな黄葉」があった。
目に鮮やか、「私は此処です」と言っている











今日の温泉は「二岐温泉(桂祇荘)500円」
無色透明、無臭、美味しい












(その後)
明日の山「三倉山」の登山口に近い「道の駅(しもごう)」に着いて、ブログを打っていたら声が掛かった
「鹿児島は何処な」
「薩摩川内市です」
「鶏り積んけ来た、明日ん朝積んと。」
「山登いな,良かなー。早よ辞むいごたっどん、辞むれば昼からしょちゅ(焼酎)をひっ飲んで、息子が辞むんなと言わお」
と言いつつ、仕事が楽しそうだった。
去り際の一言がまた良かった
「またどっかでおどな(またどこかで会うだろう)、こんトラックは一台しかおらんでそん時声をかけっくいやい(鶏りを積むこの型の荷台のトラックは一台しかいない、トラックに気が付いたら声を掛けてよ)」
また、きっと何処かで会いそうな気がする
その時は飲み交わせそうだ

4 件のコメント:


  1. 最後のくだりは、鹿児島の人しかわかりませんね。
    文字にすれば、本当にどこの言葉でしょうか?大笑

    5時間強の山行の疲れもぶっとぶ、楽しい会話ですね。一瞬、故郷に帰った気分でしたね。

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  2. 藪、藪と喧伝されていた山が、高速道路だったのでルンルン、そこに地のかごっま弁だから最高だった。声を掛けてくださる皆さまもさまざまですが、この出会い今季最高です。
    こんな出会いで「仕事」していた現役を思い出してしまいました

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  3. この雰囲気・感触  よかなぁ !!

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  4. 旅はいろんな出会いがあります。

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