4月5日(水) 0400起床 (---)
天気 晴れ
気温 1℃
集落の一本道を行きつ戻りつするも見つからない。
さらに奥へ進んでガードレール末端の巻き込み部に紙が貼ってある。
「300m先「鹿岳」無料駐車場」、広々とした駐車場です。
「四ツ又山(よつまたや・899.5m)」から「鹿岳(かなたけ・1015m)」へ登り周回する予定である
「四ツ又山(よつまたや・899.5m)」「鹿岳(かなたけ・1015m)」
歩行距離 9.8㎞ 所要時間 5時間26分 総上昇量 928m 移動平均速 3.6㎞(全体平均速 1.8㎞)
0647時 駐車場発
0702時 四ツ又山登山口発
0737時 大天狗峠
0812時~0818時 「四ツ又山(よつまたや・899.5m)」山頂
0900時 マメガタ峠
1005時~1020時 「鹿岳(かなたけ・1015m)」二ノ岳山頂
1042時 一ノ岳・二ノ岳コル
1119時 マメガタ峠
1156時 四ツ又山登山口着
1213時 駐車場着
四ツ又山登山口へは、500m集落へ戻り、登山口に上がる
登山口にも、地元の好意で二三台分の駐車場が設けられていた
「ただし自己責任で」とある
急な農道を10分登ると「マメガタ峠から鹿岳」へのルートが分岐する
杉林を登り斜面が灌木に変わると斜度一気に増しジグザグの、ザレて、落ち葉が積もって歩きにくい登山になる
上がった地点が「大天狗峠」、大天狗と記した石標(明治期設置)が苔むしている
斜度が緩まない灌木の尾根を登る
四ツ又山山頂までの尾根は、小広く尾根の左右に気を使うことはない
山頂手前の尾根から「鹿岳」の岩峰が二本見えてくる
この山域は至る所に岩峰が立っている
「四ツ又山(よつまたや・899.5m)」山頂の石像越しに、岩峰が堂々である
四ツ又と云われる如く山頂稜線は、四つのごつごつした岩稜である
越えるためにはロープが張ってある
さらに次の岩稜は、岩を越えて行く
細く狭い岩稜を、左右の切れ落ちた谷に注意しつつ越えて行く。
こんな積りで登った訳では無いのだが、先に進むしかない
四つ目の岩稜をロープに下がって、くだりに下ると「マメガタ峠」が見えてくる
広々と草原状の峠でほっとする。
此処までのルートも、これからのルートも、「ハイキングルート」となっている
道標もロープのしっかり整備されている
が、これがハイキングルートか・・・・
鹿岳へは、マメガタ峠から急斜面の杉林を登り、灌木の尾根に上がって岩峰の基部に向かう
岩峰基部を右にロープを頼りに上がり、ロープも鎖もない岩壁の岩棚をトラバースして二つの岩峰のコルに登り上がる
手前の岩峰が「一ノ岳」、先の岩峰が「二ノ岳」で「鹿岳(かなたけ・1015m)」本峰である
怖い思いは一度で沢山だから「一ノ岳」はパスして「二ノ岳」に向かう
狭い急峻な尾根を進んだ先にあったのは、丸太を割って番線で結んだ丸太階段
絶壁にようやく張り付いている梯子を一段、一段上がる
上がった先を見て仰天した
鎖が岩壁を何段にも上方に伸びている
岩場の窪みに足を入れ、突起に爪先を掛けて鎖を握って登るしかない
「鹿岳(かなたけ・1015m)」は、山頂に灌木が生えて下が見ない分高度感がなくて助かった
浅間山が一際白い、妙義山がくねっている
山頂から四ツ又山と一ノ岳を眺めつつ、飲むのも忘れていた水を飲み、チーズを大蒜を口入れて下りを心配する
無事に一ノ岳とのコルに下り一ノ岳の基部に立ち上方を見上げる
まだ先日の雪が残っている、とても登る気にはならない。
この基部から右下に登山等が下っており「高原」と表示板がある
今日の周回ルートは、このルートを下りると周回できた
てっきり「マメガタ峠」からの下りが周回と勘違いしてしまい、出発した登山口に降りてしまった
「高原」が「鹿岳登山口」とあれば、気が付いたのに惜しい
「マメガタ峠」から下って行くと、なんと吃驚「山肌が畑」になっている
焼き畑の畑ではなく「正真正銘の耕作畑」でありました
今日一緒になった登山者が「ここはチベットですから」と云っていたが「納得」です
今日は雪無し、ロープ有り、鎖有りの、梯子有り
いやはや凄い山域である
昨日から今日、山域を一周150㎞走りました
今回二回目の荒船の湯で、足の疲れを取ります
おはようございます。
返信削除また、岩峰ばかりですね。
ここはチベット、、なるほど。
雪はありませんが、それぞれの岩峰にはロープがや鎖がちゃんとあり、それぞれ登っているんですね。
山登の方々は奥が深い!!私達にはとても考えられないです。
2日で150キロ、それもアップダウン。
アキレス腱はかなり酷使されたと思います。
お気をつけて!
個のアキレスが悩ましい。急斜面の登りでは「伸ばし切らない」ようににステップを踏み、尚且つ爪先立ちでは負荷が掛かり過ぎるので足の裏全体も使う。次の山に繋ぐ細心の一歩一歩を刻んでいる。微妙な違和感が有るのがまた小憎らしいのです。
返信削除チベットさもありなん、まさにこうなのだろうと思うこと頻りである。
石積みの狭い畑が段々、畑面はそれでも谷に向かって傾斜している。その事と暮らしが貧弱とか貧しいとかの感慨ではなく、歴史と文化と弛まぬ努力、暮らしに対する自信、豊かさが感じられるからこそ「チベット」が胸に染みる
人にこう言ってもらえる「此処は」素晴らしい。惜しむらくは「蕎麦」が食えなかった