2019年11月30日土曜日

「高尾山(たかおやま 261m)・藍染山(あいそめやま 414m)」「大山(おおやま 691m)」に登る


11月30日(土) 0400起床 (---)
天気 曇り
気温 7℃

「高尾山(たかおやま 261m)・藍染山(あいそめやま 414m)」は、「分県登山ガイド 徳島県の山」で(藍栽培の里で古くから親しまれている二つの山)と紹介している。そしていずれも国土地理院の地形図にはその名は記されていない。これも珍しい。

「高尾山(たかおやま 261m)・藍染山(あいそめやま 414m)」
歩行距離 8.3㎞ 所要時間 2時間53分 総上昇量 491m 移動平均速 3.9㎞(全体平均速 2.8㎞)

0650時 奥宮登山口発
0717時 平山・川端登山口ルート合流点
0723時 「高尾山(たかおやま 261m)」山頂
0733時 272m三角点
0755時 あせび温泉登山口ルート合流点
0758時 69番鉄塔
0831時~0840時 「藍染山(あいそめやま 414m)」山頂
0900時 69番鉄塔
0905時 あせび登山口ルート合流点
(みやどころ道:トラバース路)
0927時 平山・川端ルート合流点
0943時 奥宮登山口着

0400時起床して出発準備が整っても夜が明けない、世間が明るくならない。外の気温は7℃、明るくならない、出発出来ないとなると好奇心と行くぞ、登るぞの気が失せていく。
我慢ならず「奥宮登山口」へ、ところが既に一台停まっている。
登山口の高尾山案内板に登山口が10ヶ所記されている。(古くから親しまれている二つの山)は、10ヶ所の登山口を持っている





27分上がると「奥宮」「平山・川端」の3登山口が合流する














登山道は二人並んで歩けると紹介されているが、手入れが行き届き且つ広いから紹介通りの登山道である










その登山道から河川と徳島平野が朝日に輝く、高低差がないまっ平らな平野である













33分で「高尾山(たかおやま 261m)」山頂、そこに老夫婦
先発の車はこのお二人らしい、ベンチに座って徳島平野を御覧である
寒い朝、この景色がお好みなのだろうか。
この山確かに愛されている






「高尾山(たかおやま 261m)」山頂の案内板にあせび温泉1.2㎞、藍染山2.5㎞とある













谷向の藍染山への尾根には小ピークが見える、小さなアップダウンがあるのだろう














高尾山先の272m三角点から左に「藍染山」、右奥に「大麻山」が尾根繋がりに見える。縦走を楽しむとも聞いた











69番鉄塔に至りここからアップダウンかと思っていると、見事に手入れされた登山道は緩く山腹を巻きながら上がる「トラバース」になる、昔の峠越えの道なのだろうルート取りは絶妙、それが今に生きるのも絶妙故だ。

















其のトラーバース路に「花折の道」が合流する、なんと風雅なと踏み跡の薄い道をわざわざ確認してしまう










道中唯一の「瀬戸内海の展望台」、トラバース路から外れているも展望に立ち寄る
穏やかで、青く、静かな海に、深く切れ込む湾と突き出す半島が海の険しさ、航路の難しさも同時に見せる。優しくて難しい海でもある





登りあがった「藍染山(あいそめやま 414m)」は、びっしり立つ自然林の中展望は全くない。それでも「自然林」の先の展望が頭に浮かぶから面白い。
登ってみないと分からないをまた確認してしまう








「大山(おおやま 691m)」
歩行距離 5.6㎞ 所要時間 1時間45分 総上昇量 238m 移動平均速 4.3㎞(全体平均速 3.0㎞)

1045時 大山越発
1106時 NTT電波塔
1137時~1142時 「大山(おおやま 691m)」山頂
1210時 NTT電波塔
1230時 大山越着

国土地理院の地図
を読みナビを使って林道を上がる
大山越で林道に鎖が張ってある、「NTTドコモの専用道路、通行禁止」である
















その専用道路をNTT電波塔に向けて登る、車を運転していては気が付かないが道路勾配が結構足に来る、それでも黄葉の林道歩きも楽しい。










専用道終点のアンテナ敷地手前で登山道に入る










アンテナ敷地部分は踏み跡は薄いが、100m先の本登山道に合流すると広く且つよく踏まれている












民有地と国有地の境なのか境界標が密に植えられている。右が自然林、左が人工林
















それであっても、馬酔木のトンネルを潜るから歩くのは面白い、不思議である











「大山(おおやま 691m)」山頂、四国に二点しか無い「天測点」が此処にある。
それを見るために此処に登っている









コンクリートの六角柱が建っている














其の天辺に「金属票」が光っている














十字を刻んだ「天測点」である













そして「天測点」がコンクリート中に埋め込まれている
完璧に確認する












しかし、登り上がった「大山(おおやま 691m)」山頂ではアンテナ工事が行われている。
「天測点」と「アンテナ」が同居する山である
今はこういう時代なのだ








この山に登ったもう一つの理由は「大山寺(たいさんじ)」
南西の山麓にあり四国別格二十霊場一番札所、500年ごろの開山とされ、弘法大師の四国霊場開創の拠点となったと紹介されている












そして、源義経と弁慶の伝説が残る
その弁慶イチョウ、弁慶が種を植えた。デカイ太い高い。











「力餅」でも有名らしい
男169㎏、女50㎏の餅を朱塗りの三方毎か変えてどれだけ歩くかを競うとか
テレビで見たことがあるような気がする

2019年11月29日金曜日

「大麻山(おおあさやま 538m)」に登る


11月29日(金) 0330起床 (---)
天気 晴れ
気温 5℃

「分県登山ガイド 徳島県の山」に、【大麻山は徳島県鳴門市の最高峰であり、阿波一ノ宮の「大麻比古神社」の奥宮・峯神社として古くから親しまれている。

七合目から上部はご神体山のため保存されアカガシや・アカマツに覆われている。ニホンザルの生息地としても知られている】と紹介されている






大麻山へは、「霊山寺」四国八十八箇所の一番札所を経由するので日の出前にお参りして登山口へ












「池の鯉」は必見と紹介されている、大きな鯉が数えきれないほど泳ぎ回る














「霊山寺」の奥に阿波一ノ宮「大麻比古神社」がある。境内を楠の大木が覆う












「阿波一ノ宮 大麻比古神社後由緒」に麻布木綿の理が詳しい










「大麻山(おおあさやま 538m)」
所要時間 4時間10分 歩行距離 10㎞ 総上昇量 690m 

0715時 弥山神社鳥居登山口発
0802時 308m三角点
0826時 表参道合流
0844時 卯辰越・77番鉄塔分岐
0858時~0910時 77番鉄塔
0938時~0943時 奥宮・峯神社「大麻山(おおあさやま 538m)」山頂
1010時 表参道・尾根道合流点
1125時 弥山神社鳥居登山口着

鳥居を潜り登る道が「表参道」、鳥居の右へ入り尾根道を上がり三角点経由で表参道と合流し、そこも表参道を横切り「卯辰越(四国みち)」に入り途中で四国電力77番送電鉄塔に出て展望を楽しみ、分岐から奥宮・峯神社「大麻山(おおあさやま 538m)」山頂に登るという大迂回路に、サル十数匹に見送られて入る









下草がシダの藪という常緑広葉樹の林を登る、福井・滋賀・鈴鹿の山の様子とは激変しまるで九州の山を登っているような雰囲気である









尾根の展望所からは冠雪した剣山の山々が連なっている。寒気流入による冷え込みで雨が雪に変わったのだろう。今朝は平地の気温も5℃半端ない冷え込みである












急な尾根を上がりきると「308m三角点」、木々の中展望はない


















表参道の合流点に向かう尾根は傾斜は緩くなるも道は大きく抉れ「掘割」の登山道を歩く
古くから大勢の参拝者に利用されていることと、雨による洗堀である







緩やかに尾根を登っていくと石段道の表参道と合流する
ここも表参道を横切りもう一方から合流する「卯辰越(四国みち)」に入る。「卯辰越(四国みち)」もよく踏まれ多くの参拝者が利用している。









途中で「77番鉄塔」へ分岐し、樹林の中の踏み跡を「77番鉄塔」へ向かって歩く

















この前後から森の様子が変わる、アカガシやアカマツの大木が林立し下映えのシダは消え朽ちた倒木と落ち葉が斜面に広がる。











御神体山そして「半自然林」という説明に納得する














「77番鉄塔」敷きから「瀬戸内海」が「屋島」がそして複雑な海岸線が広がる
穏やかな海が日に輝き、白く転々と漁船が浮かびその先を大型船がゆっくり進む
瀬戸内海は好きだ










再び自然林の中へ入り急斜面をトラバースして山頂下の大木の脇を登る












山頂には奥宮・峯神社が建つ











「大麻比古神社奥宮」である













下りは「表参道」、続々と参拝者(登山者)が上がってくる。
「鹿児島ナンバーはおたく?」「なんでこんなマイナーな山に?」「明日はどこに登る?」「何歳?」矢継ぎ早の質問に答える
また別の人は「宮崎の高鍋です」「その言葉は懐かしい」「もう34年徳島です」









表参道の展望所から「徳島平野と河口」その先の海が一望、暖かい地である















「大麻比古神社」のお参りして「あせび温泉(500円)」で温まる

2019年11月28日木曜日

「鈴鹿」から「四国」へ


11月28日(木) 0430起床 (---)
天気 曇り
気温 10℃

鈴鹿10座の3座目「竜ヶ岳(りゅうがたけ 1099m)」の登山口「宇賀渓谷」
大人気の山の登山口だが今日は山旅号のみ、寒気流入、木枯らし1号、北西風強し、山にはガスが掛かる、雨雲が西から迫る。登山口でレーダー画面を確認するも好転の兆しはない。
本日の山行は無し。









鈴鹿の山には、琵琶湖でたっぷり水分を含んだ北西風が吹き付けるので寒気の影響をもろに受ける。北陸から以北の日本海は平地でも雪という。鈴鹿の山も時雨るだろう。
計画を大幅に前倒し「鈴鹿」から移動する。「四国」へ





「鈴鹿10座」は「1・御池岳」「2・藤原岳」の2座で中断、残りは来年だ。














四国「徳島」まで270㎞















明石海峡大橋を渡る














吊橋のケーブル直径は1.12m
















ケーブルの素線の径は5.23mm













ケーブル全体の素線の数は36830本
日本の土木技術の極致が此処にある。
土木技術者の端くれ賭して我が事のように誇らしい








1200時 「四国」に入る