11月1日(金) 0400起床 (---)
天気 曇り
気温 6℃
朝の気温がぐんと下がり今朝の気温は6℃、山の黄葉はどんどん高度を下げてくる
「銀杏峰(げなんぽ 1440.7m)」は、昔銀山があった山その銀鉱山道が再現され山頂を踏める。しかし、木につかまり、ロープに頼り登るというので連れはお休みという
「銀杏峰(げなんぽ 1440.7m)」
歩行距離 5.1㎞ 所要時間 3時間25分 総上昇量 669m 移動平均速 2.8㎞(全体平均速 1.5㎞)
0653時 小葉谷登山口林道広場発
0710時 林道交差
0745時 ブナの木標高11000m
0811時 標高1200m
0843時 極楽平口
0857時~0903時 「銀杏峰(げなんぽ 1440.7m)」山頂
0914時 極楽平口
0933時 標高1200m
0943時 ブナの木標高1100m
1005時 林道交差
1018時 小葉谷登山口林道広場着
林道の広場の前に「小葉谷登山口」
「小葉谷登山口の鳥居」を潜って「いざ急坂に取りつかん」という雰囲気である、一礼して登山道に取りつく
急坂に、急壁、急な岩場が連続するもよく手入れかつ整備されお助けロープも下がる
慎重に登っていく
15分登ると林道と交差する、林道を越えて登ると「旧鉱山の石垣」が 山肌の急斜面に築かれ苔むしている。登山道入り口には鉱滓が散らばっていた。名前の由来が「銀鉱山」という
林道交差後も急坂、急壁、急な岩場は変わらない。
木の根を掴んで登るという案内そのままの急壁が出てくる
黄葉のトンネルを登るという贅沢もこの急坂では愛でる余裕もない
傾斜が緩んだ休憩地、振り返ると「飯降山」と「大野市街地」が霞んでいるも全容を見せる
先にも急坂、急壁が続く
標識「標高1200m地点」から振り返ると「飯降山」がさらに薄く遠くなる
急坂をさらに上がると樹高は次第に低くなり斜面を這う、雪の深さと重さが圧し掛かる
急坂、急壁、急な岩場を登ること1時間50分、標高差628m、極楽平の案内版がある
ようやく急坂から解放される
木々が左右の谷側の斜面を覆うので高度感も急斜面の恐怖も感じない。
もしこれが「素っ裸」であれば、剣岳の岩登り領域の「剣尾根」もオーバーではない。
そう想像するだけで十分の手応えがある
極楽平は笹原が広く刈り払いされ広くうねった丘の先にこんもりとした山頂がある
しかし、見えたのこの時だけ、一気にガスが覆い展望は皆無となる
「銀杏峰(げなんぽ 1440.7m)」山頂もガスの中、冷たい風が吹き抜けるだけの山頂をそそくさと下山する
山頂のうねった丘に、豪雪の重さに自然林は木々が地面這いかつ枝を上下左右にくねらせた異形の森を造っている
慎重に急坂、急壁、急な岩場を下りつつ、足元に見つけるのは「キノコ」
濃い茶色、ぬめりで艶のある傘、紛れもなく「ナメコ」、幼菌である。
此れは旨いぞと思うけれど頑張って開けと思うのみ
木々の隙間に真下、直下に「山旅号」を発見する、このコースの急傾斜の証明に吃驚である。改めてこの急傾斜に用心しつつ一歩一歩下り無事下山する
「部子山(へこさん 1464.4m)」
歩行距離 1.2㎞ 所要時間 21分 総上昇量 74m 移動平均速 4.2㎞(全体平均速 3.1㎞)
1238時 林道終点千本杉発
1251時~53時 「部子山(へこさん 1464.4m)」山頂
1259時 林道終点千本杉着
「銀杏峰」小葉谷コース登山口から大野市街地経由、「銀杏峰」から「部子山」と繋がる山をぐるりと回って「部子山」へ向かう。林道が未開通なのでぐるり回ると「部子山」の登山口は35㎞先である。「部子山」へ林道を林道の案内板に従って13㎞登りあがる
林道を上がり分岐点で一旦停車、行き先を確認しているとトコトコとキツネが歩いてくる。山旅号に人が乗っている、エンジンも掛かっているにも拘らずドアの真下で見上げている。「こいつエサは持ってない」なと去っていく
林道終点千本杉は真っ白なガスの中、周りは見えない
山頂への登り口に地図が下がり、「銀杏峰」への縦走ルートが赤線で記してある
目下1.9㎞が開設され未だ縦走路完成ではないらしい。がんばれ。
頂上へは10分歩くが濃いガスの中である
山頂らしきこんもりがガスの中にぼんやり見える
「部子山(へこさん 1464.4m)」山頂もガスの中、展望なし。
山頂を越えて踏み跡が続いている、これが1.9㎞開設の縦走路だろう。
ブナの稜線を歩けるのは何時だろう。皆さん楽しみにしているのだろうと想像しながらガスの先を見る
下る林道の脇に「大ブナ」が立っている。山中で見るのも稀な驚くほどの「巨木」である
「銀杏峰」から「部子山」は、豊かな森があったのだろうし、今もこうして残っている
おはようございます。
返信削除1日は富士山の麓、富士市でのセルロースナノファイバープラットフォーム設立会にパネラーとして登壇。
セルロースナノファイバーは木材などの繊維から出来るもので、パルプを更に細かい分子レベルまでにすることで、樹脂や色々なものに混錬するとこで、エコでさらに強度発揮は軽量化を図るものです。
自然のものはこの分子から作られて持続可能な負け山を作り出している。
そんなところで、我が故郷では竹に着目していると話をした。これからの10年で変わると思う。頑張ります。
「地域資源」のみが一番に登り上げる。他からのものは付け焼刃、そういう事例は山旅でいくつも見ます。「地域資源」の可能性を広げ、探り、深めそして従来の技術も技能も同時に生かす。「自由な発想」と「自由な議論」が許される環境さえあれば事は成る。此れが無いと難しい。今これが最も必要ではないのかな!
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