11月9日(土) 0512起床 (---)
天気 快晴
気温 5℃
つい飲みすぎて起きたのが0512時、「味噌汁ソーメン」朝食を作る時間がない、こういう時の味方が「すき屋」の朝食、納豆朝食に海苔を付けてたっぷり食べて準備万端。
黒河峠へ向けて敦賀市から黒河林道を勢いよく登っていくと、チェーンが張られて通行止め、土砂崩壊、路肩決壊何れか川不明なれど黒河峠「三国山」「赤坂山」登山口へは行けない。ならば次のコース、「三国山「赤坂山」「大谷山」「大御影山」の登山口に通ずる林道に向けて36㎞迂回する
「三国山(みくにやま 876.3m)」「赤坂山(あかさかやま 823.8m)」
歩行距離 13.4㎞ 所要時間 4時間32分 総上昇量 807m 移動平均速 4.2㎞(全体平均速 2.9㎞)
0805時 赤坂山美浜折り戸登山口発
0914時 粟柄峠大谷分岐
0925時~0955時 「赤坂山(あかさかやま 823.8mm)」山頂
1012時 明王ノ禿
1044時~1052時 「三国山(みくにやま 876.3m)」山頂
1120時 明王ノ禿
1136時~1140時 「赤坂山(あかさかやま 823.8m)」山頂
1151時 粟柄峠大谷分岐
1237時 赤坂山美浜折り戸登山口着
なんと迂回した先の粟柄河内谷林道が通行止めとの案内板が建つ。
しかし、諦める訳にはいかない行ける所まで行ってみるかと奥に奥に入る
分岐にこなた赤坂山1.6㎞、こなた大谷山8㎞の案内板がある
当然「赤坂山」を選択して林道を登る
赤坂山登山口へ
登山口に「赤坂山 1時間半」「三国山3時間」の案内板が建っている
「赤坂山 90分」大きな案内版の登山口から登りにかかる
杉の大木の斜面を登りあがるとブナの自然林の登りに変わる
鋸が入った事が無いのでは無いかと思えるブナ森が続く
其の森の枝の合間から「三国山」が姿を現す。
急斜面の迫力のある登りが続く
その急斜面で登山道が小さな谷を横断するのだがそこには清冽な水が流れる沢がある。山が豊でなければこの清冽な沢水は流れない。山の豊かさはこの水で知る
その迫力のあるジグを切って登りあがる登山道を「キャタピラー運搬車」が上がるらしい痕跡がある。送電線鉄塔巡視のための資材を運び上げるのだろう
昔の峠道の切り通しに登山者とキャタピラー運搬車の負荷が加わった抉れに抉れた道になる
登るにつれてあの森を透かして見える「蒼天」その蒼さぐんぐんとが増す。秋の山の蒼さはこの時しかない
粟柄峠に登りあがると左右の「寒風山」「赤坂山」の様子は一変する、薄の原の稜線に変わる
そして、真正面に「伊吹山」が高く
眼下に「琵琶湖」が輝く
「赤坂山(あかさかやま823.8m)」山頂からみおろす「琵琶湖」は見事な静かさを見せる。
「阿寒湖」も「十和田湖」も「猪苗代湖」も其々山の山の思いを宇写す。しかし「琵琶湖」はこれらの湖とは全く違う。
「広く」「静か」な湖面が、湖底に沈めた覇権を争った歴史を朝日を照り返しつつキラキラと山々に写している。
この「琵琶湖の語り」は、この時間この山に登らない聞こえない
「伊吹山」を里越しに臨み
「琵琶湖」を里と共に視界に入れる
「琵琶湖」は、「広く」「深く」「美しい」
「赤坂山」から「明王ノ禿」経由「三国山」へ向かう
鳳凰三山を彷彿とさせる明王ノ禿から
ブナの二次林を登ると
「三国山(みくにやま 823.8m)」山頂、灌木の中ながらその隙間から琵琶湖が赤坂山が見える
「三国山」からの帰途「琵琶湖」の湖面が
琵琶湖の分水嶺を走る高島トレイル、赤坂山~寒風山~大谷山~大御影山が一望、1000未満のトレイルとは思えない豪華さである
「赤坂山()あかさかやま 823.8m」山頂に戻ると、大勢の登山者で大賑わい。
登ったルートは裏ルートらしい、「琵琶湖巌」から「琵琶湖」を眺めながら登るのがメインルートだろう
そう思って眺めると「琵琶湖」近い、湖岸の集落は直下である
「赤坂山」から「寒風山」への道を分け粟柄峠からブナの森を下る
そのブナの木に大きな「スズメ蜂」の巣が掛かる。豊かな森でなければこの巣は掛からない。裏ルートはブナの大木が林立、沢にはたっぷりの水だから豊かなのである。
踝まで埋まる落ち葉の溜まった道を下るのは裏コースならではなのかもしれないが、これが晩秋の秋の山歩きの醍醐味である
山の豊かさに触れるのはこの「裏コース」かも知れない
登山口に下り林道を下り「大御影山」へのアクセス林道の状況を確認する。
能登又谷林道の通行止め情報はない、最奥の「大御影山」登山口まで入れるらしい
林道から国道経由三方五湖まで走り「みかた温泉きららの湯(JAF会員600円)」で湯浴み
「三方五湖」で泊。
ビールにお酒、焼酎で反省会をしている
「「赤坂山」山頂で写真を撮り、スマフォでビデを回していると二人組が到着。
聞くと、福井、滋賀、三重周辺の山達人ある。山の本も出版の熟達者、恐れながらブログ「山旅三昧」を紹介して山談議に花が咲く。湖北の山々、伊吹山、鈴鹿山脈等々新鮮な情報をいただく。
「百、二百、三百」ですかと聞かれたから「そこもですがそれ以外が楽しくて」というと
「ここもそうです」と仰る。だから登ってみないと分からない。
「高さ」でも「登路の困難さ」でも無いところに「百、二百、三百」を超える山がある。
好い山で好い出会い、登ってみないと分からない
お疲れ様です。
返信削除琵琶湖の見える福井県側からの山でしょうか?
山頂はひとがいっぱいですね。休みだからですね。
こちらはクルマの6ヶ月点検と、私の3か月点検。クルマは新車なので難なくクリア。
私は中古車なので、はーい、お隣でCTを撮ってきてください。、、なんと。
また、新たなものが??火曜日まで憂鬱な生活に逆戻り。自業自得です。健康第一です。苦笑
県境の山、展望抜群だから登山者が、滋賀県側から続々上がってくる。1000mを越えない山でこれだけの展望を持つ山だから当然である。「登ってみないと分からない」は本当なのです。
返信削除山に入ってそろそろ一ヶ月、山体になってきたので山中では快調です。寒くなってきたので山装束も冬用に交換です。北からは雪の便りが届くからこっちももうすぐでしょう