2019年11月5日火曜日

「ホノケ山(ほのけやま 736.8m)」に登る


11月5日(火) 0445時起床 (---)
天気 快晴
気温 4℃

福井県南越前町北陸道南条SAの朝の気温は4℃、素晴らしい冷え込みに気合が入る
ホノケ山は南越前町にある「京の都や府中(越前市武生)へ急を知らせる峰火台があった」ことからこの名前が付けられたという。福井県でも山名をカタカナで表記するのは珍しいと云う。塩の道として整備されている古道を歩く

「ホノケ山(ほのけやま 736.8m)」
歩行距離 7.2㎞ 所要時間 4時間27分 総上昇量 488m 移動平均速 3.2㎞(全体平均速 1.6㎞)

0733時 「ホノケ山」第二登山口発
0758時 瓜生野コース分岐
0900時 菅谷峠
0941時~1001時 「ホノケ山(ほのけやま 738.6m)」山頂
0946時 菅谷峠
1145時 瓜生野コース分岐
1200時 「ホノケ山」第二登山口

塩の道の古道と残る自然林とブナの森、そして白山の展望で人気の山と云う
登山口が「ホノケ山」第一、第二、第三、そして瓜生野登山口に菅谷登山口、古道を含む登山口をこれだけ持つ山も珍しい













第二登山口は10台ほど止まる駐車場がある。












菅谷峠まで70分、ホノケ山まで100分の案内板にやる気十分












第二登山口から尾根まで緩やかに30分弱の登り、登りあがると「瓜生野」登山口から上がってきたコースと合流する。踏み跡状況から察するに第二登山口からの登山者が優勢のようである










尾根道の自然林が素晴らしい。ブナにコナラが特に綺麗である














その尾根道の見どころ、塩の道の「核心部」が「切り通し」である
「案内板」には(数百年の牛馬の行き来)で掘られた道とある










山の尾根に深く掘られた古道、なるほどの
「切り通し」である












そして深い、深く抉れている
深く抉れた古道はこれまでも歩いたが雪の季節に歩く「雪国の切り通し」は初めて歩く














切り通しの尾根道が「ブナの森」の中の道になる
人馬が行き来する里山の尾根道に悠然と立つブナの古木、景色はその昔と変わらないのだろう















武士の世ならあそこが「杣山城」と指させる「杣山」が近い














ブナの森の登りが続く、左右のブナを見つつ頭を挙げて日が射すブナの天辺を見上げる




















登りあがった592mのピークに「佐々布光林坊墓跡」の案内板が建っている
朝倉氏・一向一揆という歴史の一コマがこの尾根にある
北陸の里山は歴史と深く繋がっている











592mピークから下りと菅谷峠で北谷林道と交差する






















「ホノケ山」の案内板が建つ
それぞれの登山口と古道、登山ルートが明瞭、「まぼろしの北陸道」も記されている、越前の要路である














ホノケ山の案内を読む



















菅谷峠から山頂までブナ森は続く、古木が大木が立つ森を歩くには実に楽しい。
不思議なのは登山道わきのブナに一本も「熊の爪の痕跡」がない。
熊がいないのでは無く、ここでは上る必要がないということだろう
その理由がわからない
















山頂下のブナの森最後の急坂を登る










山頂直下で藪が切り開かれ「武生市街地」と「日野山」その奥に遠く青く薄く「白山」が一望、絶景である。












登り上がった「ホノケ山」山頂はブナの森である。美しいブナの森に迎えられ感激である













白山をバックに「ホノケ山(ほのけやま 736.8m)」山頂、連れは大喜びである












白山と白山周辺の山、金草山に連なる山々等登った山が一望、よくぞ登った。















山頂の案内板が指し示す山を一つ一つ確認する















反対側の森も切り開かれており「日本海」「敦賀湾」が見える、敦賀の山も楽しみである










麓の町並みと周囲の山を楽しみながら下る












越前市白崎町しぶき温泉(通常650円、65歳以上600円、JAF会員さらに50円引き)で、43℃と45℃のお湯にしっかり浸かって温まる。温泉は熱く無ければつまらん

2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    寒さが本格的になってきましたね。
    天候も良く、山日和ですね。やる気も出るはずです。
    他方、熊の事故のニュースもチラホラででます。冬眠前の栄養補給でしょうか?気をつけて下さい。
    寒さからスタートして暖まり、山頂で深呼吸。
    下って温泉。そしてビール。。。最高の季節ですね。

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  2. 山頂から見下ろすと深い山がずらりと並び奥へ奥へだからそこは「熊ワールド」、熊が居ない方がおかしい。クマ鈴、ホイッスルは必携、始終周囲を警戒して登る。ブナの実が不作、全く生っていないから熊は里に下りるしかない。里山が一番怖い。
    この辺りは熊が居るから用心です

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