2019年11月29日金曜日

「大麻山(おおあさやま 538m)」に登る


11月29日(金) 0330起床 (---)
天気 晴れ
気温 5℃

「分県登山ガイド 徳島県の山」に、【大麻山は徳島県鳴門市の最高峰であり、阿波一ノ宮の「大麻比古神社」の奥宮・峯神社として古くから親しまれている。

七合目から上部はご神体山のため保存されアカガシや・アカマツに覆われている。ニホンザルの生息地としても知られている】と紹介されている






大麻山へは、「霊山寺」四国八十八箇所の一番札所を経由するので日の出前にお参りして登山口へ












「池の鯉」は必見と紹介されている、大きな鯉が数えきれないほど泳ぎ回る














「霊山寺」の奥に阿波一ノ宮「大麻比古神社」がある。境内を楠の大木が覆う












「阿波一ノ宮 大麻比古神社後由緒」に麻布木綿の理が詳しい










「大麻山(おおあさやま 538m)」
所要時間 4時間10分 歩行距離 10㎞ 総上昇量 690m 

0715時 弥山神社鳥居登山口発
0802時 308m三角点
0826時 表参道合流
0844時 卯辰越・77番鉄塔分岐
0858時~0910時 77番鉄塔
0938時~0943時 奥宮・峯神社「大麻山(おおあさやま 538m)」山頂
1010時 表参道・尾根道合流点
1125時 弥山神社鳥居登山口着

鳥居を潜り登る道が「表参道」、鳥居の右へ入り尾根道を上がり三角点経由で表参道と合流し、そこも表参道を横切り「卯辰越(四国みち)」に入り途中で四国電力77番送電鉄塔に出て展望を楽しみ、分岐から奥宮・峯神社「大麻山(おおあさやま 538m)」山頂に登るという大迂回路に、サル十数匹に見送られて入る









下草がシダの藪という常緑広葉樹の林を登る、福井・滋賀・鈴鹿の山の様子とは激変しまるで九州の山を登っているような雰囲気である









尾根の展望所からは冠雪した剣山の山々が連なっている。寒気流入による冷え込みで雨が雪に変わったのだろう。今朝は平地の気温も5℃半端ない冷え込みである












急な尾根を上がりきると「308m三角点」、木々の中展望はない


















表参道の合流点に向かう尾根は傾斜は緩くなるも道は大きく抉れ「掘割」の登山道を歩く
古くから大勢の参拝者に利用されていることと、雨による洗堀である







緩やかに尾根を登っていくと石段道の表参道と合流する
ここも表参道を横切りもう一方から合流する「卯辰越(四国みち)」に入る。「卯辰越(四国みち)」もよく踏まれ多くの参拝者が利用している。









途中で「77番鉄塔」へ分岐し、樹林の中の踏み跡を「77番鉄塔」へ向かって歩く

















この前後から森の様子が変わる、アカガシやアカマツの大木が林立し下映えのシダは消え朽ちた倒木と落ち葉が斜面に広がる。











御神体山そして「半自然林」という説明に納得する














「77番鉄塔」敷きから「瀬戸内海」が「屋島」がそして複雑な海岸線が広がる
穏やかな海が日に輝き、白く転々と漁船が浮かびその先を大型船がゆっくり進む
瀬戸内海は好きだ










再び自然林の中へ入り急斜面をトラバースして山頂下の大木の脇を登る












山頂には奥宮・峯神社が建つ











「大麻比古神社奥宮」である













下りは「表参道」、続々と参拝者(登山者)が上がってくる。
「鹿児島ナンバーはおたく?」「なんでこんなマイナーな山に?」「明日はどこに登る?」「何歳?」矢継ぎ早の質問に答える
また別の人は「宮崎の高鍋です」「その言葉は懐かしい」「もう34年徳島です」









表参道の展望所から「徳島平野と河口」その先の海が一望、暖かい地である















「大麻比古神社」のお参りして「あせび温泉(500円)」で温まる

2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    四国は山が大半を占めており、平野は海岸沿いにしかない。
    山々は霊山といわれ、お遍路さんもたくさん来ています。山林も深く大きく林業も盛ん。
    四国の山楽しみにしてます。

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  2. 四国は山国です。そして今なお篤い信仰の島です。紀州に伊勢神宮に至る道、高野山に至る道など紀州の道がありますが、四国に「四国みち」があります。巡礼の道でもあり歴史を訪ねる道でもあります。その地に、山国に、今なお変わらず暮らすという時間を持っている四国はこれまでの山旅とは違う。そこが知りたい、そこを伝えたい。

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