2019年11月19日火曜日

「三十三間山(さんじゅうさんげんやま 842.3m)」に登る


11月19日(火) 0400起床 (---)
天気 曇り時々雨
気温とざんぐち 14℃

朝起きた時点の気温は14℃、以後気温は上がらず下がる。登って行くに従い北からの風が冷たい高い山は雪だろう。
福井県若狭町と滋賀県高島町の境の山、三十三間山に登る













山名の由来は、長寛2(1164)年、京都の三十三間堂が創建された際その棟木をここから伐り出したからと云う










「三十三間山(さんじゅうさんげんやま 842.3m)」
歩行距離 8.7㎞ 所要時間 3時間23分 総上昇量 722m 移動平均速 3.8㎞(全体平均速 2.5㎞)

0655時 駐車場発
0710時 林道登山口
0724時 最後の水場
0800時~0804時 夫婦松展望台
0834時~0836時 風神
0838時 頂上稜線
0858時~0908時 「三十三間山(さんじゅうさんげんやま 842.3m)」山頂
0923時 頂上稜線
0924時 風神
0939時 夫婦松展望台
0958時 最後の水場
1007時 林道登山口
1018時 駐車場着

林道に設置されたイノシシ、鹿の防護フェンスの扉を開けて杉林の中の林道を歩くと山頂まで3kmの登山口。















登山口の先の風神の滝を見ながら滝上に出ると作業道は沢と並行して上がっていく
作業道終点が「最後の水場」、ここから尾根に取りつく









取りついた支尾根の登山道は、杉林を斜上して支尾根に上がる。支尾根の登山道は、ジグを切った個所があるもその大部分は直登である










そして支尾根の傾斜は一本調子の急坂、たまに出て来る数mの傾斜が緩む箇所が息抜きである。そして空は何時まで経っても明るくならない。雨雲が低く垂れこめたままである










灌木を透かして左手奥に山頂が見えてくる
此処まで既に一時間経過
















頂上稜線直下に「風神」の案内板















右手10mの斜面に「石碑」が建っている。「悪風退散」と云う















頂上へ続く県境尾根の稜線は、灌木なしの芝生広場の尾根である









芝生の尾根から若狭側は「三方五湖」がどんよりした雲の下に霞んでいる














福井県側の西から南西方向の「多田ヶ岳」「百里ヶ岳」もガスの中判然としない












東の滋賀県側の大きな山体は「武奈ヶ岳」?その奥に二重に三重に重なった尾根に幾つものピークが霞むも山名は知らない








芝生の尾根から登りあがった「三十三間山(さんじゅうさんげんやま 842.3m)」山頂は、灌木の中展望はない。
雨粒を伴った北西からの強風が尾根を吹き抜ける。






灌木も生えぬほどの強風が吹き抜ける尾根、その強風を「悪風」と呼び「悪風退散」となった訳だろう
芝生の尾根の強風は、灌木帯では枝を梢を揺らすだけで登山道は静かである
下りは一本調子の急坂を調子をとってテンポよくとんとん、とんとんと下る
分県登山ガイド「福井県の山」に紹介されている山は54山、今日で福井県の山は終わる。
登った山は、54山のうちの45山
登ってみたい山が2山残っているがこれは滋賀県側から登る積りである
どの山も歴史と共にあった事が色濃く残る。登山道を一歩一歩登ると歴史を一時代一時代遡っているようである。この感覚は他の県の山にはあっても希薄である。
宮廷の、武家の、農民の、商人の、山人のそれぞれの歴史や文化に深く触れた福井県の山である

2 件のコメント:

  1. おはようございます。45山も制覇されたんですか?
    娘の披露宴からの会議からの出張でコメントできず、まとめて書いております。
    さて、今日は24日日曜日雨とカミナリ、半袖で大丈夫なくらい温かい。
    どうかしてるのは慣れてきました。
    また、極寒に週末は入るようです。
    インフルエンザも流行しております、気をつけて下さい。

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  2. 北陸の山は小さい山、低い山が面白い。歴史と暮らしが今なお山にあるからでな無いかかなどと思ったりしている。そんな面白さに惹かれて登ったらその数登っていた。実に興味深い経験だった。

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