2019年11月3日日曜日

「鬼ヶ岳(おにがたけ 532.6m)」に登る


11月3日(日) 0400起床 (---)
天気 曇り
気温 9℃

武生市街地の西にある「鬼ヶ岳(おにがたけ)32.6m」は、何時の頃からか「白い女の鬼」が住み着き通行人や近隣を荒らしまわったという。「白い女の鬼」が住み着いていたという伝説の山に登る

「鬼ヶ岳(おにがたけ 532.6m)」
歩行距離 5.1㎞ 所要時間 4時間13分 総上昇量 457m 移動平均速 2.5㎞(全体平均速 1.2㎞)

0712時 JAカントリーエレベータ-南側駐車場発
0738時 小鬼展望台
0753時 第二ベンチ
0810時~0818時 大鬼展望台
0830時 白鬼展望台
0855時~0918時 「鬼ヶ岳(おにがたけ 523.6m)」山頂
0837時 奥鬼ヶ岳分岐
1020時 368mピーク
1125時 JAカントリーエレベーター南側駐車場着

登山口は間違えようがない、カントリーエレベーターの道路脇に「鬼ヶ岳登山口」の案内板が建っている















カントリーエレベーターの裏に「鬼ヶ岳登山口駐車場」が、地元の手によって準備されている。優に50台は停まる。










駐車場右手の杉林に登山口がある












「クマ出没注意」の注意喚起のお知らせがある。例年なら「そうですか」位で読み飛ばすのだが今年はそうはいかない。低い山、市街地超近接の山と云えど「クマ鈴」「ホイッスル」「笛」「熊スプレー」を持っての本格登山になる










登山口から山頂まで、ハイキング路として完璧整備されている
「階段」の設置



















岩の露出した個所は岩を穿った「階段」

















森の植生保護、泥濘の回避と荒廃防止の木製桟橋、致せり尽くせりのハイキング路整備に脱帽である








そのハイキング路から見る景色は、山旅でもなかなか拝めない景色だからその贅沢ぶりに驚く
朝靄に薄く、しかししっかり高くその存在が際立つ「日野岳(ひのさん 794.5m)」











遥か北方向にそれでもくっきり高く、その特徴的山頂が空を切る「白山」















ハイキング路に「大鬼展望台」がある























ここからの「白山」は一段と周囲の山を従えた山姿が盟主然である









「日野山」と「武生市街地」その隙間を埋める小さな山が浮島のごとく盆地を埋める













この景観は、福井、芦原、勝山、大野、鯖江から武生のものである。他に見ることはないのではないか。









ハイキング路が急になると階段が設置されている。他の皆さんにはお助け階段でも山旅には難行苦行の階段である

















階段の先に「白鬼展望台」が設けられている
「白鬼展望台」からグイ、グイ登る













山頂は広き切り開かれ大きな休憩小屋が立ち、展望台が設けられている












「大虫神社」の祠が建っている
















「大虫神社 社跡」の説明案内板がある
神代の歴史を紡ぐ地が北陸には多い








山頂から南方向に「敦賀湾」が見える。
北海道から南下して8年目、ようやく日本列島のくびれに到着したらしい














山頂は展望が全開、この時間で10数人の登山者が上がっている。
人気の「鬼ヶ岳」、ハイキング路の整備にも気合が入るわけである









山頂を越えて周回路に入るとハイキング路は一転自然林の中の「登山道」に変わる
山頂で「熊が怖いから一人では入りません」と仰る女性がいたから、多くの登山者はハイキング路の往復ということなのだろう







静かな自然林の中を藪を分け、倒木を越えながら下る


















「鬼ヶ岳」の色付き始めた山の斜面を見ながらのんびり下る
「あの山は?」「こっちは?」「その奥の山は?」?「微かに見えるあれは?」と問いながら、見回す展望は一流人気の山である
下ってみれば駐車場は満車。
 好い山である












 
 

2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    天気良いですね。澄み切った空気に写真のコントラストもバッチリです。
    今日は地元でははんや祭り!!懐かしいのではないですか?本日はおはら祭りと重なってしまい、心配されましたが、賑わっておりました。
    あとは産業祭で週末イベントはひと段落です。

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  2. はんやの三味線が流れると二の腕が自然に上がるからあら不思議。そういう季節になりましたか。好いですねー。
    山にいると頭の中は、昨日も、今日も、明日も天気と登山コース、下りた後の温泉と冷たいビールのことばかり。雨が降らない限り頭にお休みはない。じっと地面を見て登る日が続いている。

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