2015年5月7日木曜日
花の「薬師岳(1420m)」・足尾銅山発祥の山「備前楯山(1272.4m)」に登る
5月7日(木) 0500起床 (---)
天気 晴れのち雲一時にわか雨
気温 7℃
山向うの尾瀬はどうなっているんだろうと、「鳩待峠」からの「至仏山」「笠ヶ岳」をネットで見たら「登山道閉鎖」が5月7日からだった。連休の混雑を避けるのなら「ゴールデンウィーク」前だったのだ。
尾瀬の二山は、来年の「ゴールデンウィーク」前に登ることにする。山旅三昧の大幅な計画変更となった。「会津駒ヶ岳」に登りたいが一時帰郷とは真逆、こうなれば「群馬の山」の偵察を兼ねた山行が好都合。
その道すがら修験道の道の「薬師岳(1420m)」と足尾銅山発祥の山「備前楯山(1272.4m)」を登る
「薬師岳(1420m)」
歩行距離 2㎞ 所要時間 1時間08分 累積標高差 254m
コースタイム
1015時 細尾峠登山口発
1046時~1056時 「薬師岳(1420m)」山頂
1123時 細尾峠登山口着
山行記録
日光から国道122号に入り日足トンネル上の旧国道の「細尾峠」が登山口
案内板には、縦走路の行先が記されていた
峠から細い尾根を歩く、其の細い尾根は花の道、花のトンネルだった
次から次へと花のトンネル
白い花のトンネル
赤い花のトンネル
赤と白の花のトンネル、トンネルの主は「ミツバツツジ」
切れたり、崩壊したりの細い尾根なのだが、花に癒される
頂上直下には「ヤシオツツジ」が咲き残っていた
「薬師岳(1420m)」山頂から「男体山」はまだ直ぐ其処である
「皇海山」が「半月山」の先に顕著なピークを見せていた
「備前楯山(1272.4m)」
歩行距離 3㎞ 所要時間 1時間00分 累積標高差 230m
コースタイム
1228時 船石峠登山口発
1306時~1313時 「備前楯山(1272.4m)」山頂
1328時 船石峠登山口着
山行記録
この山は足尾銅山そのもので、内部には1200㎞に及ぶ坑道が掘られているとある。
発見が1610年と云うから400年を超える鉱山開発の歴史の山である
登山口は、鉱石が発見された「船石峠」といのも因縁深い。
この山から「日本初の公害」と云われた足尾の山の壊滅からの復活をこの目で確かめたい
山頂までは、ハイキングコースとして整備され距離標柱が適宜設置してある
「備前楯山」のハイキングコース周囲の山の復活は、完全だった
二次林の落葉松林につつじが咲いている
ツツジが至る所に咲き、
林の奥のミツバツツジは、赤い火が点っているようだった
灌木林を登りあがると山頂
山頂から、地肌剥き出しに見える足尾の山の向うに「男体山」
山頂には、展望のイラストが設置してある
なるほどあの山がこれかなどと納得だった
谷向かいの山肌は、剥き出しに見えるがそうではなかった。
薄い緑が山肌を覆っている、段々に拵えられた山肌の中にはっきりと緑の帯が見える
これから鉱山の歴史400年を越える長い年月をかけて山は復活、再生、元の姿を取り戻すのだろう
山の歴史は途方もない時間と共にある。
こんな感慨に浸っていたら「雷」が鳴り出した
ポツポツ降りだす中、下りはザックを背負って
「トレラン」で下った。
「雷」と「にわか雨」は突然だから始末に負えない。今日は「トレラン」で濡れな久て幸いだった。
その後
銀山平で「庚申の湯」で汗を流し、日光市から群馬県に入った。
「赤城山」の麓で、群馬の山地図を見ながらビールをしている
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おはようございます。サックっと二つ登りって気がついたら雷ですか?怖いですね。
返信削除トレールランは膝に悪いですよ。特に下りはひざにモロに効きますよ。
温泉でのメンテナンス前に、まずは冷やす方が良いとおもいます。。
そちらも完全に春真っ盛りですね。連休気分も皆さん一新して仕事モードに!
新人さんは五月病に注意!!何も最初から出来る人はいないんだから、、。真似して自分なりのやり方を見つけることが大事ですよね。特に山登りも経験が大事!経験に蓄積されたビックデータをどう引き出すか?活用するかが鍵!ですね。
頭の中のカンピューターがコンピューターのようにデータ分析し行動!
ですね。
ところが、飲み会だけは稽古がいかないですね。笑
「男体山」よりこっちの方が愉しかったりするから、何か考え違いしているのかも知れません。ピカッゴロゴロゴロと来るから怖い怖い。久し振りの「トレラン」メンテナンスしときました。大事な膝なのでそっと、そっと扱わないといけません。しかし、雷は怖いな。
返信削除山もアンテナの高さがものを言います。情報を得るのも、思いを巡らすのも、ページをめくるのも、アンテナの高さがものを言います。
アンテナのなんたるかを教えたら世界が変わるかも知れませんよ。