2015年8月31日月曜日

雨の間に「日本国(555.4m)」・「新保岳(852.2m)」を登る


8月31日(月) 0330起床 (143/90)
天気 曇り時々雨
気温 20℃

昨夕、最後の最後の明かりが海に沈む瞬間、水平線の雲が切れて「粟島」を浮かび上がらせた
沈む太陽の仕業だが、小憎らしい


天気予報は午前中、登山可能








0330起床で、車を走らせるとこの標識、この案内板、やってくれるじゃないですか
迷う事なく登山口




「日本国」
歩行距離 5.0㎞ 所要時間 1時間54分 累積標高差 522m

コースタイム
0552時 小俣登山口発
0640時~0654時 「日本国(555.4m)」山頂
0746時 蔵王堂登山口着
登山口から杉林を登り、自然林に変ると海が見えてくる
昨夕見た「粟島」が、今朝は樹間に黒々浮かんでいる 
昔は出羽街道小俣宿が、ガスが切れた樹間に如何にも儚げに小さく纏っている









「日本国555.4m」」山頂
切り開かれ、山頂休憩舎も建てられ、愛されている山だ












「日本国(555.4m)」を周回する蔵王堂口へ下る
とんでもない急斜面、下って行く先が急斜面の先に消えている
こんな斜面はざらにはない
蔵王堂登山口にも鳥居がしっかり立っています










「小俣宿」、今この時代でも「泊まってみたい」「食べてみたい」と思わせる宿場町である












 「新保岳(しんぼだけ)852.2m」
歩行距離 3.3㎞ 所要時間 1時間36分 累積標高差 394m

コースタイム
0950時 新登山口発
1030時 ブナ林
1042時~1956時 「新保岳(852.2m)」山頂
1102時 ブナ林
1126時 新登山口着

国道7号に、登山口標識が立っている
広域基幹林道を登って行くと新登山口
いきなりの急登を登ると「マザーツリー」ブナの大木が尾根を跨って立っている












ブナの森は繋がる、キラキラ輝きながら尾根の上部へつながっている












登山道はずんずんブナ森へ入って行く
登るにい従ってガスが湧き、ブナの森はガスが掛かる森に変っていった
「新保岳(852.2m)」山頂は「一等三角点」











山から下りて道の駅「朝日」、朝日まほろば温泉で湯浴み
山旅三昧、道の駅「朝日」二回目の湯浴みだ

2015年8月30日日曜日

「笹川流れ」まで北上「日本国(555.4m)」を狙う


8月30日(日) 0500起床 (142/90)
天気 雨
気温 20℃

昨夜の花火見物、北風が吹いて寒い中の見物だった













打ち上げ箇所からは少し遠い場所からの見物だったが楽しめた
夏の名残と云うより、秋を迎える花火と云った方が相応しい宵だった











観客の皆さんがどよめいた花火はこれ、「ウン!!!」と唸る出来栄え、花開きだった












車の天井を五月蠅いくらいたたく雨音で目が覚めた
今日も雨、一日を如何に過ごすか悩んでしまう












取敢えず、針と糸を出してボタン付け
山用ズボンのボタンが取れてしまった。
針や糸、鋏など必要最低限の裁縫道具は、準備万端。
先日など山用手袋の繕いまで完璧にこなした。
1100時の天気予報では、新潟県下越は明日午前20%の降水確率
ひょっとして登れるかも知れない天気なので「日本国(555.4m)」を登るべく、日本海を北上





越後さんぽく名勝天然記念物「笹川流れ」に到着、此処まで60㎞














海育ちでもあるので「潮の香」でなんだかほっとする

2015年8月29日土曜日

夏の最後を花火で楽しむ


8月29日(土) 0400起床 (126/85)
天気 雨のち曇り
気温 18℃

一晩中雨、車の天井を叩く雨音は今までになく大きかった
雨が上がるのは昼過ぎ、新潟の山々の地図をプリンターでプリントアウトして過ごす












「日本国(555.4m)」が、新潟山形県境にある
日本海を望む歴史のある山らしい。想像を膨らますだけでも楽しい。
地図は、19山をプリントアウトした。
ところが、天気予報が芳しくない、連続5日間雨予報だ
秋雨前線なのだろう







思うようには登らせてくれない
そんな日は、「ゆで卵」で一杯













「揚げ」で一杯
うっちゃるしかない
雨は上がった
今夜、関川は花火大会
目の前で上がる花火を見ながら、夏を見送る




2015年8月28日金曜日

朝日連峰一望の「祝瓶山(1417.0m)」に登る


8月28日(金) 0330起床 (128/88)
天気 曇りのち晴れ
気温 19℃

道の駅から登山口まで30㎞、早朝の村々を走り抜ける
登山口に吊り橋
清流荒川を吊り橋で渡る
吊り橋から川中を注意してみていると「岩魚?」「ヤマメ?」が走る
中々の魚影だ








「祝瓶山」
歩行距離 11.1㎞ 所要時間 5時間15分 累積標高差 1119m

コースタイム
0605時 登山口発
0625時 「大朝日岳」・「祝瓶山」分岐
0840時 稜線縦走路分岐
0859時~0915時 「祝瓶山(1417.0m)」山頂
1120時 登山口着

吊橋を渡りブナの林を歩いていくと「祝瓶山」と「大朝日岳」の分岐
「大朝日岳」に御影森から登り上げる稜線に合流するルートらしい、ハードなコースだ
「祝瓶山」への登山道に取り付く。いきなりの急登、ブナの森の登り
急登を30分、幾分勾配が緩くなる。












其れも束の間、急登をを越すと頂上へ続く稜線が見えてくる
今朝は見えません「ガスの中」、遥かに遠いなと分かる程度にはガスが切れる。












さらの登って見上げるも「山頂」はガスの中













それでも、登山道道から見下ろす「朝日の山々の尾根と谷」の深さは計り知れない。
「熊の楽園」、さもありなん
「大朝日岳」からの縦走路の分岐に到着
朝日連峰は、山から山へ登山道が縦横に走っている
歩いてみたい登山道だ









「祝瓶山(1417.0m)」山頂はガス、強い風と共にガスが飛んでいく
全く展望は無い
「朝日連峰」・「飯豊連山」の一級の展望がゼロ











振り返り、振り返り下山するも、ガスは切れなかった

小国町に下って「小国開発総合センター」の温泉で湯浴み、200円
その後コインアンドリー
明日から秋雨前線が停滞するらしい
10分走ると新潟県
今夜はは「新潟県で泊」

2015年8月27日木曜日

飯豊連山の展望の山(倉手山952.5m)」に登る


8月27日(木) 0400起床 (128/88)
天気 曇り(山はガス)
気温 18℃

天気が回復すると思った昨夕、明日の天気予報は雨だと!!1
ビールに玉こんにゃくで、取敢えず明日の天気回復を祈願
0100時、雨が降っていた、0400時雨は上がった
期待を込めて「圧力釜」で「あきほなみ(鹿児島の米、食味抜群)」二合を焚きあげる
おにぎりを六個作って準備完了
粘りに粘って、0900時
雨は降らない、ガスは切れない、展望は望めない、飯豊連山は全く見えない、それでも行くと決定
登山口は、飯豊連山登山口への道路脇

この道路を進むと「地神山(じがみやま)」「頼母木山(たもぎやま)」「梅花皮山(かいらぎやま)」「飯豊山(飯豊山)」への登山口へ通じている、飯豊連山の懐なのです

「倉手山(952.5m)」
歩行距離 5.4㎞ 所要時間 2時間30分 累積標高差 614m
コースタイム
0900時 登山口発
0954時 支稜コブ
1026時~1045時 「倉手山(952.5m)」山頂
1130時 登山口着



登山口から、胸突く急登30分、只々登る、足元だけを見て、汗は滴り落ちる
勾配が緩む登山道から見る「倉手山(952.5m)」はガスの中

麓を振り返ると「マタギの村(小玉川)」が、小広い谷に広がっている
更に急登を登る、偶に顔を上げてみる「倉手山(952.5m)」は、ガスが切れる様子は皆無
900mの豪雪稜線に「ナラの老木」が尾根を跨いで立つ。

人間、今でこそ80年、其の何代を重ねても越えない歴史を刻んだ「ナラの老木」に出会える喜びは、登ってこそのご褒美だ。
登山口に、赤色燈を設置したマイクロバスが停まっていた。「小国警察署」とあった


山頂にその「小国警察署」の面々、山岳救助隊らしい
ザイルを肩にかけ、腰にはスリングとカラビナがびっしり

入れ替わりに下りて行った
ガスの山頂で、リンゴ三分の一欠け、今朝のおにぎり一個、因みに梅のお握り、其の梅干は極大、超特大玉。
疲れてくると「口に入れるものに味」がなくなる。今日は其処までハードじゃないので美味しくいただいた。〆は「醤油漬け大蒜」今やこれなしでは山に登れない
大蒜パワーに助けられている
下山途中、「小国警察署山岳救助隊」の面々は、ザイルを伸ばして訓練の真っ最中だった。

無事下山、仕上げは温泉、「飯豊梅花皮温泉(いいでかいらぎおんせん)500円」











お風呂場から「玉川」とすっぴんの「雪崩岩壁斜面」が直ぐ其処、積雪は3m超えだろう。
「ほぼ一階は埋まるな!」
温泉を上り、下って行くと「小玉川マタギの村」







案山子もマタギだった。道路を走ってくる車に銃身を向けた案山子もある
悪者はここまで登ってこないだろ。ここまで登ってきて自然を愛でる面々は「善男善女」ですよ











明日の天気は如何に
山形「降水確率30~50%」、新潟「下越30~40%」
此れをどう扱うか、大問題なのだが人智及ばず、祀るしかない
「澄きり」と「イモ焼酎」で祀る
肴はこれ
絶品。明日はこれで完璧天気でしょう

2015年8月26日水曜日

台風15号の影響は山形でも


8月26日(水) 0400起床 (127/83)
天気 雨のち曇り
気温 16℃

道の駅「白い森おぐに」、強風と雨、まさか台風とは思わなかった
0130時アメダス画面で確認すると、台風15号の雨雲が東北に押し寄せていた
天気予報では、今日8/26雨、明日8/27雨、明後日8/28日曇り降水確率40%
昼前から曇り空、たまに陽が射す
山形県西置賜郡小国町、小さな町且つ豪雪地帯。
雨続きに洗濯物を溜めたままは出来ないので、コインランドリーを探す。
ナビでは30km離れた村上市にあると云っている。


ネットで「山形県小国コインランドリー」で検索すると「ある」と出てきた
山旅を始めた4年前とは「コインランドリー」環境は、明らかに変わっています。
0800時のコインランドリーは、乾燥機が既に3基動き、洗濯機が一基、私が更に洗濯機を一基、そこに続けざまに3人のお布団洗濯組
賑わっていました。

少々強いが、気持ちよい風が吹く中「新品靴」の手入れをする
ヌバック用の手入れ油をスプレーし擦り込む
次回山行きに向けての準備も怠りなし
「新品靴」のソール「ビブラム」の噛みは、やはり新品の噛み
キッチリ噛んで体を引き上げる、きっちりスリップを止めて走り下る。
この安心感は、新品のしるし。
薄手の靴下では足と指が遊ぶ 少し大きい。
中厚手の靴下でぴったんこ、上り下りとも中厚手の靴下が合う
少々履き重い、前の靴と比較してのことだが100gほどの違いだろう
特に工夫をしなくとも靴連れを起こす心配は無用のようだ。
もう少し歩きこむと馴染み、足裏が岩を掴む感じが戻ってくるだろう。

2015年8月25日火曜日

「頭殿山(1203m)」・「長井葉山(1237m)」に挑戦


8月25日(火) 0330起床 (---)
天気 曇り時々雨
気温 17℃

昨夕、「鹿児島、遠くから!」と声が掛かり、40年前の「kawasaki750㏄」でこれから2週間東北から北海道ツーリングの静岡浜松の御仁、何と同年齢だった。アナログバイクに相当声が掛かるらしい。
翌朝、無事旅を手を振って別れた
「頭殿山(1203m)」の登山口へ最急勾配の林道をようやく登って行くと「通行止め」
昨日も通行止め、今朝も通行止め、此処の所中々道路が言う事を聞いてくれない。
明日登る予定の「長井葉山(1237m)」に今日の山を変更
延々と登ってきた林道を下って行く、四駆で下るのだかギアは一速。それもよちよち走りで無事下山だった。
一直線に「長井葉山(1237m)」の登山口に走る
森林公園が整備された登山口、キャンプ場が整備され大事にしている山に登らせていただくと云う事らしい。
先日、ヘリコプターで「新しい社」を山頂に運んだと云うニュースを見た。
信仰の山である。
山はブナの森である
千年を超えるのか、数百年なのか参詣の人々に踏まれた登山道は、「葉山神社」まで今でも手入れをされ藪に悩まされることは無かった。


「長井葉山(1237m)」
歩行距離 12.8m 所要時間 3時間38分 累積標高差 894m

コースタイム
0850時 葉山森林公園登山口
1035時 鉾立の水
1048時~1135時 「長井葉山(1237m)」山頂、周辺散策
1228時 羽山森林公園登山口着

そして登山道は、遥かな歴史を思い起こされる深く抉れた道であった
山頂近く「鉾立の水」が嬉しい
山の斜面を流れる水ではなく、「地中から湧き出る水」
パイプから流れ落ちる水を汲んで口に含んだ水は、冷たく甘露。
此れだから、水場は嬉しい
葉山山頂に葉山神社は無い

その手前の高みに、葉山山荘、葉山神社が建っていた
葉山山荘は、皆さんが見事に使いこなしている山荘だった
塵一つない山荘内、整理された道具に装備類、山と積まれた薪
こんな山荘を見ると、ニコニコ顔になる
ヘリコプターで運搬された「社」は、基礎採石が転圧されたところで未だ「コンクリート」は打設してなかった。これからその作業や細々した細部作業が進むのだろう。
「葉山山頂」の様子を探ろうと、頂上周辺を散歩する
「葉山山頂」のみえる場所まで進んでみるが、藪に阻まれる。皆さん此処までは歩かないらしい。






登山道脇に、大朝日岳に至る標識が立っている。
「御影森」から「大朝日」、遥かなる山旅だ。
歩いてみたいと思わせる標識だった









頂上には、「湿原」があった
小さな湿原に小さな沼、ガスの中に秋色が濃厚だった
山麓の人々が朝な夕な仰ぎ見る山、葉山神社を祀った山
特別な山である。
「山旅三昧」が、姿勢を正す山である









汗を流すべく7㎞走って「あやめ温泉桜湯」に行くとポンプ故障
修理のおじさんに教えて頂いたさらに3㎞走って「萩の湯」でひとっ風呂
こんな一日もある
此れから飯豊町へ走って明日また一山

2015年8月24日月曜日

「天狗角力取山(1376m)」から「障子ヶ岳(1481.5m)」周回


8月24日(月) 0330起床 (---)
天気 曇り(ガス)
気温 15℃

昨日午後、南俣沢天狗口に走る
途中、山を望むもガス、明日に期待
大井沢川本流に注ぐ南俣沢を渡ると登山口
昨夕は登山口泊
早起きして登って行くも「山」はガス、山頂は見えない
ただ只管登るのみ、水場で休憩。
此れが中々宜しいのです






「天狗角力取山(1376m)」・「障子ヶ岳(1481.5m)」
歩行距離 20.5㎞ 所要時間 7時間43分 累積標高差 1481m

コースタイム
0450時 南俣沢天狗口発
0535時 焼峰
0650時 コル
0750時~0810時 粟畑
0822時 「天狗角力取山(1376m)」
0830時~0855時 天狗小屋
0948時~1000時 「障子ヶ岳(1481.5m)」
1041時 紫ナデ
1200時 大井沢
1233時 南俣沢天狗口着





ガスの中、支稜線の巨樹は厳しい雪に耐えた様がそのまま











高度上がるに従って樹高は低く、突然石畳の登山道に変り山頂は間近。
「天狗済角力取山(てんぐすもうとりやま)1376m」展望無し











ガスの中秋の花が咲いている













そしてこれも秋の花と云えるかどうか、満開
















「障子ヶ岳(1481.5m)」もガスの中、展望無し
「障子ヶ岳(1481.5m)」の山稜は、実は片側はすっぱり切れ落ちて、谷底まで一直線なのだが、今日はガスでその恐怖は和らぐ。










下山しながら高度を下げてガスから抜けて振り返る
稜線はガスの中、見えるのは岩肌剥き出しの「雪崩斜面」、まだ谷には雪渓が残っていた
無事下山。
障子ヶ岳を越えてきたお兄さんと天狗角力取山との分岐「粟畑」で出会った。トレイルランだろう
凄い速さで登ったもんだ。下山は私が早かったようだ。






其のまま「大井沢温泉湯ったり館(300円)」















古寺経由朝日鉱泉で「白鷹」の心算が、朝日鉱泉道路全面通行止め 
迂回路として「林道」を教えてもらう。この林道から朝日連峰が一望らしい
ビユーポイントがあった
朝日家族村から登れるようだ
残雪期の朝日連峰を眺めてみたい