2015年8月1日土曜日

十勝のソウルフード「インディアンカレー」は凄いぞ


8月1日(土) 0430起床 (182/83)
天気 曇り
気温 22℃

暑い夜をやり過ごしたものの、汗まみれで堪らないので0600時から開いている「音更鳳凰の湯」へ一直線。
暑い理由は、山を越えて日高に入って分かった。山越えのフェーン現象且つ南からの湿気の流入。
「音更鳳凰の湯」で一般洗濯機式コインランドリーで、洗濯物を全部解消する。
帯広で残った課題は「インディアンカレー」、開店は1100時。
帯広宮脇書店で、最近のベストセラーと新書、文庫本、週刊誌、山雑誌、アウトドア本、新刊書、時代小説をチェックする。
活字中毒なので、どうも禁断症状が出るようで、これを収めるには「書店で一時間程度本眺め」が良いようなのである。結局、月刊誌「文芸春秋」を一冊買う。これで雨も打っ棄れる。
1100時きっかりに「インディアンカレー」まちなか店
お姉さんは直ぐ注文と思っているので私を覗きこんでいるがそうはいかない
「初めてなので、暫くいいですか」快く返事いただいた
悩み悩む、
「インディアンカレーのみか?」
「ベーシックカレーにカツか?」
「シーフードか?」
決めた
「インディアンカレーにトッピングはカツ」
漬物が目の前に三種
左から「甘酢漬けしょうが」「刻み高菜」「福神漬け」
選べるところが嬉しい
やっぱり、福神漬けが一番だった
カレー皿は普通の大きさ
違うのは「皿の深さ」、ボリューム満点
おまけに「辛い」を頼んだので汗びっしょりで満腹、満天
「これまで食べたことのないカレー味」
「時代を経たカレーと云う印象は皆無」
「決して真似は出来ないと思わせるカレー」
「深いというより深淵、舌を裏切らないカレー」
良いなー「帯広の皆さん」こんなソウルフードを持っていて

驚いたこと
其の一
電話が掛かってくる。いわゆる注文。出前かと思いきや「お店に取りに行く前に電話しているらしい」
 其の二
お持ち帰りゾクゾク来店、私が座ってお店を出ていくまで、インディアンカレーのおじさん二人、お姉さんもインディアンカレー、おばさん二人此れもインディアンカレー。
皆さんインディアンカレーだった。
ただし皆さん一人前の量ではなかったような気がする。
お持ち帰り54円の器にタップリカレーが入っていた。
「感想」:凄いな「インディアンカレー」

帯広から南下、野塚トンネルで日高の山を越えて、サラブレッドロードに入る
広い牧場に親子の馬、自然且つ平和な道を走って太平洋に出る
昆布を干している漁師さんがいたので車を停めて干し場まで下りてお話
黒々した昆布が「日高昆布」その中でも特別な昆布が「三石日高昆布」







干すと「昆布は三分の一」に縮むという
昆布が長いものでは6mを越えるので「吊下げ干し」は出来ない
砂利を敷き詰めた干し場で干すので、「時化ず」「天気良し」が条件
7月は出漁無しだったらしい。理由は、9号、10号、11号の台風。
うねりで時化が続いたらしい。







おじいさん曰く「三石日高昆布は一番。煮昆布、佃煮、昆布巻き用途が広い。その分名前を騙られているな」、有名税と云う事らしい
海から上げて干し、その日干し上がったら仕舞、後日再度干して寸法にカットる。
寸法に切ったものを等級鑑別、選別等級分けしもう一度干すと云っていた。
三度干すらしい。
「毎年これだけの昆布をくれる海は宝の海ですね」
と云ったら大きく打頷いていた。
バランスを保ち「共に生きる」と云うのは「知恵」「伝統」「暮らし」「年中行事」なのだ。
何時見ても気持ちが良い。

2 件のコメント:

  1. おはようございます。インディアンカレーって?私が考えたのは、スパゲッティにカレーを炒めるように絡めるカレーを思いつくんですが、ご飯とカレー?ですね。
    味が独特ってことですね。暑さは辛さとご飯ものでぶっとばせー!って感じですね。

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  2. 辛さで打っている訳じゃない、量で打っている訳じゃない。時間を掛けて作った「コク」が売りになっているのかも知れない。兎に角「初めて経験する」カレー。
    厳冬、-20℃で食べるカレーは、これまた格別な気がする。
    もう一度、-20℃の冬、食べてみたい。

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