2015年10月26日月曜日
栃木県を登る「白笹山(しらささやま)1719m」「南月山(みなみがっさん)1775.8m」
10月26日(月) 0600起床 (---)
天気 晴れ
気温 9℃
昨夜は、白河市内の鹿児島出身の先輩の家に招かれ、大いに飲み且つ喋った。
ビールから始まり会津の地酒に突入、最後は焼酎のお湯割り。山の話は尽きない。
最後の記憶はない。
目が覚めたら明るくなっていた
慌てて出発、途中「松屋」で朝定食、一直線で「沼ッ原駐車場」へ走った。
「白笹山(しらささやま)1719m」「南月山(みなみがっさん)1775.8m」を周回
歩行距離 11.6㎞ 所要時間 3時間55分 累積標高差(総上昇量) 719m
コースタイム
0808時 沼ッ原駐車場発
0916時 「白笹山(1719m)」山頂
0958時~1005時 「南月山(1775.8m)」山頂
1019時~1025時 日の出平
1120時~1125時 三斗小屋温泉分岐つら
1150時 沼ッ原湿原
1203時 沼ッ原駐車場発
駐車場トイレ脇から切り開かれた登山道を、目の前の「白笹山」に向かって上る。先行者を追い越し順調に高度を上げていく、昨夜のアルコールの勢いが残っているのか元気一杯だ。
先日登った「流石山(1812.5m)」「三倉山(1888m)」はガスの中、この山を越えてくる風は冷たい。耳が痛い。
「白笹山(1719m)」の山頂は笹薮の中、展望はありません。山頂標識が立っているのみ。
ところが山頂から先に進んでその景観に「息を呑んだ」
「南月山(1775.8m)」の後ろに「茶臼岳(1915m)」が噴煙を上げている
笹の稜線と緑の「南月山(1775.8m)」、溶岩が生々しい岩の「茶臼岳(1915m)」のコントラストは見応えがある
さらに東から南に目を転じれば「関東平野」が一望、スカイツリーが見えそうだった
さらに南から西に「白笹山(1719m)」の背後、遥か遠くに「日光の山々」「赤城山」が一際高い
「南月山(1775.8m)」の山頂から見る「茶臼岳(1915m)」の迫力はその噴煙もあって「凄み」さえ感じる
「南月山(1775.8m)」から日の出平に向かう稜線は、風衝地で岩の稜線になっている。
その稜線が岩の「茶臼岳(1915m)」にぴったし似合う
日の出平から見る噴煙を上げる「茶臼岳(1915m)」を見上げる、生きている山の鼓動が聞こえてくるようだった
「茶臼岳(1915m)」の背後、ガスに隠れた「三本槍岳(1916.9m)」は白い、雪が積もっている
「流石山(1812.5m)」の背後の「三倉山(1888m)」にも雪が積もっている
頂上稜線はカチカチ、氷まで張っているから、雪も積もるだろう
西に下っていくと展望が一変する
青い沼ッ原調整池と男鹿山塊、その遥か奥に「日光の山並み」と「赤城の山」が見えている
北を除いて東から南そして西への展望は抜群、おまけに稜線の変化が山歩きを飽きさせない
素晴らしい山だった
下りた「沼ッ原湿原」から見た「流石山(1812.5m)」が、秋枯れの湿原に乗っかって綺麗だった
「白笹山(1719m)」は、「沼ッ原湿原」から見ると丸く穏やかな山に見える。登ってみるとなかなか手強いのだが。
今日の温泉は、板室温泉「グリーングリーン」
廊下に掛けてあった写真を見て吃驚、湯治最盛期の昔々「温泉には立って入っていた」写真
立って入らないと捌けないくらい「湯治客」が押し寄せていたらしい
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昨夜は楽しい話をありがとうございました。
返信削除中でも、地形図から地形を立体でイメージ出来るという話にはビックリ。
どうやったら読めるようになりますか?
これから本格的な寒さが始まります。アクセス、登山路の凍結に注意して
安全登山を続けてください。
簡単です。「設計図」を見て現物を頭の中に作り上げる作業と全く同じです。
返信削除ただ地図の場合は、前後左右上下ではなく、ただ鳥瞰図的に作り上げるだけです。
じっと地図を見ていたら「ごく自然に山が頭の中に出来上がります」
「その出来上がった山」を頭の中に入れたまま山に行くわけですが、山を見て一言「なーんだ、地図通りじゃないか」。そりゃそうです、地図は山を写したんだから。
『じっと地図を見ていたら「ごく自然に山が頭の中に出来上がります」』
返信削除いや~、ここが凡人の辛いところで、じっと地図を眺めていてもなかなか立体になりません(><)
仕事柄、機械製図には慣れてて、2D図面から立体はイメージ出来ますが、山の鳥瞰図はまだ浮かんできません。修業が足りないですね(^^;
おはようございます。
返信削除楽しいひとときが想像できます。
山行きされも郷土の先輩からも愛される、先輩は凄いです。
他方、二日酔いの山行きはまだしも、運転は気をつけて下さい。笑
いやーよく飲みました。気が付いたら車の中で目が覚めてそれも0600時だから驚く。
返信削除先輩に迷惑掛け無かったかどうかが気がかりだった。
それにしても、ごく普通にやっていることが不思議がられたことが、こっちにとっては不思議だった