2017年7月15日土曜日

日向山(ひなたやま・1660m)に登る


7月15日(土) 0300起床 (132/92)
天気 晴れ
気温 19℃

今日も明日も、天気予報の文句が同じである
「所により、昼過ぎから 雨 で 雷を伴い 激しく 降る」
昼過ぎまで掛かる山に出かける勇気はない

日向山(ひなたやま・1660m)
歩行距離 6.7㎞ 所要時間 2時間35分 総上昇量 473m 移動平均速 4.1㎞(全体平均速 2.5㎞)

0550時 日向山矢立石登山口発
0627時から0630時 錦滝
0714時 日向山頂上稜線
0728時~0735時 日向山(ひなたやま・1660m)山頂
0825時 日向山矢立石登山口着

標高1300mの高原野辺山から白州サントリーウィスキー工場まで一気に下る
日向山はこの白州工場の奥、林道を登った先に登山口がある
後着2台、一台は沢登り、もう一台は尾根ハイキングコース










私は、ハイキングコースとしては通行禁止になっている錦滝から日向山コース












錦滝へは、登ってきた林道を先に進む、ほどなく林道はゲートが締まり車両は通行禁止である
岩が崩落、土砂が崩壊、路肩決壊の林道を足元注意で歩く












ほぼ水平な林道なので歩みは早い、林が切れると谷越しに「甲斐駒ケ岳」が高く見える










林道が谷に大きく切れ込んだ地点が「錦滝」、四阿が立ち水場もある
「錦滝」は落差50m程の滝で、日向山への登山道はこの滝の脇を掠めて登って行く










急斜面ではなくほぼ壁である
設置されたロープ、木の根を掴んで登り上がる


















岩が登山道を塞いでいると思いきや、岩棚に沿って鎖を張ってる
クサリを掴んで岩棚を登る














岩棚を越えた裏に、この大岩を越える「梯子」が掛けられている

















急斜面は、山頂稜線直下まで続く
ハイキングルートとは呼べない、もはや立派な登山道で「困難度」は一級である
下りには使えない。登り専用、経験者向きである











壁を登り上がると「谷」と合流する















この谷の雰囲気が良い、左又は苔むした谷となって突き上げている













右又は、稜線まで白い砂の斜面が突き上げている













風化花崗岩の白い砂が稜線を覆い、白い岩峰がその砂の上に屹立している












日向山山頂も、砂の上である
北から西は草木一本無い砂斜面が谷に一気に落ちこむ
南から東は、豊かな森が緩やかに広がる
稜線を境にこれ程違いのある山は珍しい









その砂斜面越しに「八ヶ岳」が黒々と立つ














日向山山頂から尾根ハイキングコースを下る
笹原の林が山頂から広がる











昨日の雨で登山道は、落ち葉がすっかり流れ、地面に水流の後がくっきり残っている
相当な水流であったらしい痕跡である












落葉松の林が自然林に変わる
その中をハイキングコースは、ジグを切ったり直登したりを繰り返す
下りは、家族連れ、若者グループ、年配のグループと多くの登山者とすれ違う
登山道は広く、傾斜も緩いが、ハイキングコースと云うよりは登山道である
そして何よりもこの山が素晴らしいのは、「森」が豊かに残っている事である
そしてその「森」が深く切れ落ちた谷の上にある事である
「甲斐駒ケ岳」に突き上げる谷の深さと対の森である

山から下りて、山梨県の道の駅「はくしゅう」から10㎞程先、長野県の道の駅「信州蔦木宿」のつた湯(600円)に走る
温泉ですっきりしたのもつかの間、気温34℃で茹だっている

2 件のコメント:

  1. お疲れ様です。こんばんは!、凄い山かとおもったら山頂にきたら景色が変わりましたね。
    鎖の山を上がり、山頂は緩やかとは登るコースで全然違いがありますね。

    天気も回復傾向ですが、今度は東北地方、北海道。梅雨がなかったはずの北海道まて雨、雨、雨。。大変ですね。

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  2. 登山コースが尾根の右と左、沢の右股左股で様相が違う山は有るけれど、此処まで激変する山は初めてである。それも、白い砂の山頂が、下り道では豊かな緑に変わるからあっけにとられる。特徴のある山が、たったこれだけの山域に何山も並ぶのは此処だけでしょう。良い山に登らせてもらいました

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