2017年7月3日月曜日
甲武信ヶ岳(こぶしがたけ・2475m)から十文字小屋へ周回する
7月3日(月) 0230起床 (126/86)
天気 曇り
気温 19℃
今日も雨が降るかもしれない微妙な天気は変わらない
甲武信ヶ岳登山口に向かう途中の「日本最高標高駅・野辺山駅」で今日の天気と登山の可否を判断する
西から真っ黒な雲が押し寄せる状況であるが、0700時を過ぎると雨はないと判断した
甲武信ヶ岳(こぶしがたけ・2475m)
歩行距離 17.2㎞ 所要時間 7時間04分 総上昇量 1349m 移動平均速 4.4m(全体平均速 2.4㎞)
0551時 甲武信ヶ岳毛木平登山口発
0613時 大山祇神社
0726時 ナメ滝
0821時~0833時 千曲川・信濃川源流
0848時 甲武信ヶ岳・金峰山稜線
0911時~0920時 甲武信ヶ岳(こぶしがたけ・2475m)山頂
0948時~0955時 三宝山(2483.3m:埼玉県最高峰)
1021時 尻岩
1052時 武信白岩
1122時~1130時 大山(2225m)
1154時 十文字小屋
1250時 甲武信ヶ岳登山道合流
1255時 甲武信ヶ岳毛木平登山口着
安易な周回は避けたいと云える周回ルートである
甲武信ヶ岳往復だけでも16.0㎞、総上昇量1100mは歩く、これが周回ルートでは17.2㎞、総上昇量1349mになる
岩場、梯子場、クサリ場、細尾根、直下降等々、登山道のバリエーションが勢揃いである
先着二台より先に出発
甲武信ヶ岳への登りは、源流に向かって緩やかな登りが続く
源流まで4.0㎞とあるがこれが胡散臭い距離なのだ
源流の流れは、水量豊かで沢ならぬ川と云ってもいい
源流への道は、カラマツ林の道あり
沢の岩壁のヘツリあり
ハシゴ場あり
ナメ滝あり、なのだが千曲川遊歩道として整備されているので安心して歩ける
源流域になると水流はいよいよ細くなる
そしてオオシラビソの森の林床には苔が一面である
突然、大きな標柱が立つ源流点である
千曲川は信濃川と名前を変えて日本海に注ぐ
その一滴が流れ出す源流である
その水源の水を汲み、口に含む
5月に登っていたらこの水源はきっと雪ノ下であったに違いない
待って大正解である
水源から一気に稜線に登り上がる
オオシラビソが密生する斜面を登る
登り上がった稜線は左に甲武信ヶ岳、右に金峰山の分岐である
甲武信ヶ岳に向かう稜線から「富士山」がくっきり、北斎の浮世絵そのまんまである
富士山は、やはり登る山ではなく見る山でしょう
オオシラビソの山頂かと思いきや、山頂直下はガレ場である
日本百名山の大きく立派な標柱が立ち、富士山と並べて見る事が出来る
甲武信ヶ岳山頂から金峰山に向かう尾根がうねって長く連なっている
歩いてみたくなる尾根である
千曲川から信濃川へ流れ下る谷が豊かな緑の中に深く谷を刻んでいる
山頂下には「甲武信小屋」が建っているがパスして十文字小屋へ向かう
十文字小屋へ周回したくなる理由は、埼玉県最高峰「三宝山」を踏みたいからなのではないか
甲武信ヶ岳から下って登り上がると、「三宝山(2483m)」、小広い山頂である
山頂から一気にオオシラビソの林を下る、登山道はよく踏まれ一気の快調な下りである。思わず小走りになるくらい
下り着いた所が「尻岩」、よくも名付けたり
登山道の安心快適もここまで、此れからが悪路とは云わない、想像以上であるのは間違いない
決して遊歩道ではない
出てくるのは、梯子に鎖
切れ落ちた岩場
足元から急降下する急坂
大山(2225m)を越えて下るまで1時間10分は続く
慎重且つ、丁寧、確実な登下降が必須である
急坂を下ると漸く「十文字小屋」である
キノコ汁400円、キノコうどん700円とあるが先を急ぐ
樹林の中を、最初はトラバース気味に、そしてジグを切った下りを一気に下る
途中の湧水で生き返る
下り所要時間1時間30分を50分で駆け下り、源流の橋を渡り甲武信ヶ岳登山道と合流する
ほっと一息である
今日も無事下山した
下っても艱難辛苦は待っている
川上村の日帰り入浴は月曜日お休み、野辺山を越えて下った韮崎道の駅の入浴も月曜日お休み、結局70㎞走って「掛け流し温泉」に与った
最後まで気を許してはならないのである
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こんばんは
返信削除超高速参勤交代と言う映画が有りましたが、ビデオを早回しにするような山行きでした。笑笑
その距離、その高低差を登りきって、超高速で下りきる。そして移動して温泉。。笑
凄すぎる。
本日は早回しの山行きビデオをみた気分でした。
台風3号が接近中です。気をつけて下さい。
一般には山頂の小屋で一泊して楽しみます。ご来光も拝めるし小屋での語らいもある。単独の山行を長く続けていると、この辺りの事が少し億劫になります。喋りたくない訳では無く、山を頭の中に残す時間が優先にしているのでしょう。二日かかると衣可能ならば一日でという具合になってしまう。確かに、超高速ではありました。後ろから天気に追われておるから走るしかない状況なのです。
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