2017年7月7日金曜日
雲取山(くもとりやま・2017m)に登る
7月7日(金) 0200起床 (---)
天気 曇りのち晴れ
気温 22℃
0200k時起床、起き抜けに甲州市内「すき家」で、温玉カレーを食べて「丹波山村」へ走る
56㎞を1時間20分掛けて「雲取山」登山口着0420時、此処は東京都境である
雲取山(くもとりやま・2017m)
歩行距離 23.0㎞ 所要時間 6時間50分 総上昇量 1352m 移動平均速 4.9㎞(全体平均速 3.4㎞)
0441時 鴨沢小袖乗越登山口発
0600時 堂所
0643時 ブナ平分岐
0652時 七ツ石小屋
0715時 七ツ石山
0732時 ブナ平
0756時 奥秩父小屋
0827時 小雲取山
0841時 山梨雲取山
0844時~0911時 雲取山(くもとりやま・2017m)山頂
0936時 奥秩父小屋
0954時 ブナ平
1020時 ブナ平分岐
1041時 堂所
1135時鴨沢小袖乗越登山口着
2017年は、雲取山の年であるそうな
登山口にそう書いてある
登山口から植林地のトラバース路が延々と続く、途中では、山中にある小袖集落の廃屋や住居跡が現れる。そこを過ぎてもトラバース路は続き結局1時間20分に亘りトラバース路を歩く
展望が効かないからこの辺りが一番辛い登りである
尾根に登りついた所が「堂所」、平将門伝説の場所である
此処から尾根道がようやく始まる
ブナや、楢の大木が混じるようになる
尾根のピークを巻く巻道が設けられている
七ツ石山を迂回する分岐が此処
迂回せず、七ッ石小屋経由七ツ石山へ登って行く
七ッ小屋先にこのコース唯一の「水場」がある
此処でも巻道が分岐する
水場から一登りで「七ツ石山:1757.3m」
この山頂から雲取山へ尾根が一望である
この石尾根は、防火線を切って切り拡げられている
石尾根に平将門の歴史を刻んである、歴史と伝説の登山道を登って行く
七ツ石山から雲取山へ至る尾根の防火線の切り開きは広く明るい
雲取山(くもとりやま・2017m)山頂へ最後の登りを頑張る
まず最初は「山梨県の雲取山」山頂
次が「雲取山三角点の山頂」である
ガスで展望はない
がしかし、眺望の石板がその展望を知らせてくれる
雲取山山頂の三角点は、「原三角点」
土木屋として見過ごす訳にはいかない
山頂から下る途中、小屋泊りの登山者が続々上がってきた
下りは小走り、汗ジュクジュクまるでシャワーを浴びたようである
丹波山村の「道の駅たばやま」で温泉に入り一息、生き返った
登録:
コメントの投稿 (Atom)
原三角点・・!!
返信削除こんなものを学生に見させて、先人たちの測量にかける意気込みを感じてもらう講座はないのかね。
最近の測量はレーザー・GPSで、昔ほどの労力は要求されないのだろうけど、基準は先人が苦労して設置した”三角点”だ。先人の執念はすごい!!
千人単位ではなく万人単位の人がこの山には登るのだろうけれど、原三角点と説明石板に目を向ける人が果たして何人いるのかと思う事でした。遥かに遠くを見通すことの出来る頂は、深く遠く高く、立つ事が困難だからこそ価値があったのです。此処からそして此れから始まると云う興奮が今でも立ち上っているようです。登ってみないと分からないとはこの事です。水源林のことも、原三角点のことも、百年は身近にあります
返信削除お疲れ様です。
返信削除現三角点は測量の原点であると同時に地殻変動を知るのに大切。
先人は偉大だ。良く、そのサインとか見過ごさずに見つけられたですね。
流石、背番号が土木屋さん。
みる視点が色々あって山行きも先輩のブログも楽しい。
恐らく「具体的な効果を揚げよ」と云われて答えられるような事案ではありません。「山の天辺に✖印を刻んだ石を埋め込んで何の役に立つんだ」とお𠮟りを受けるの関の山。恐らくそこが「今」と「昔」は違うのだ。B/Cを越えた先を見通せる力が皆にあったのだ。見通せる力に「百年スケール」が大きく関わって来るのです。
返信削除