2017年7月29日土曜日

休養十分「常念岳(じょうねんだけ:2857m)」へ3時間59分


7月29日(土) 0230起床 (138/88)
天気 曇りのち雨
気温 23℃

昨夕はガスの切れ間から「常念岳」が微かにその稜線を見せていた
ぐずぐずの天気なのだが今日は、登って下りて来るまで雨は無いのではないかと早起きして「常念岳」山行を決行する
とは言っても、雨は大丈夫かなー

「常念岳(じょうねんだけ:2857m)」
歩行距離 15.8㎞ 所要時間 7時間30分 総上昇量 1403m 移動平均速 3.3㎞(全体平均速 2.1㎞)

0450時 駐車場発
0500時 登山口
0510時 山の神
0545時 大滝ベンチ
0657時 胸突き八丁
0756時 常念乗越
0859時~0925時 「常念岳(じょうねんだけ:2857m)」山頂
1010時~1015時 常念乗越
1049時 胸突き八丁
1135時 大滝ベンチ
1202時 山の神
1211時 登山口
1220時 駐車場着

0500時、登山口で登山届を書いて出発、ガスが厚いので世間は暗いまま
流石、百名山の登山道である「高速道路」並みの踏まれようである
岩礫が累々の登山道なのだが、道迷いの心配は皆無、すいすい登って行くのみ
写真が可能になったのは、登り始めて1時間たってから
樹林の中も暗いので中々シャッターチャンスが来ない
沢を横断する際に稜線が見えてきた
此処まで登ると、高山の雰囲気も出て来るので辛い登りが報われる


其れも一時
あっと言う間にガスが湧いてくる
ガスが湧いてくるという表現が間違いなら、ガスが下りて来る
雨無しという希望も危うくなってきた









登山ルートが一の沢の源頭に到るとその源頭の岩壁をトラバースする
このコース一番の悪場である
侮ることなく慎重に通過、下りはもっと慎重に通過しなければならない











最後の登りを頑張ると突然「常念乗越」に到着
此処は休憩することなくそのまま「常念岳」への登りに掛かる













岩礫の登りが延々と続く、ここ等辺りが頑張り処である
天気が良くて展望が効けば何んとなもない登りだろうが、ガスの中のひたすら登りは辛いものである









山頂はどこかいなと思いつつ登っているとガスが切れた
稜線の先に山頂が「ポコン」と見える


















山頂着
所要時間 3時間59分、狙って登った訳では無いので4時間切りは素直に嬉しい












それにしても登山者が多い
登りで行き会った登山者は、百人ではきかない
乗越から山頂の間でも、50人は下らない
 山頂から乗越に下りてきてさらに驚いた
兎に角、人、人、人である









下りの乗越1015時、テント場はまだ空いていたが果たして何時まで空いているのだろうか
下りがまた凄かった
大パーティーと行き会う、学齢前の子連れと行き会う、登って行く人、人、人である
今日は上り下りのピストンで「優に300人」は行きあったのではないか
流石に「銀座」「ゴールデンルート」である
兎に角、土曜日に登った私が悪い
山頂から下る途中で声が掛かる






「鹿児島な?」
大隅、岩川、末𠮷出身の「八木さん」大阪在住、百名山を登山中、登りに声を掛けたかったけれど追いつけなかったとのこと。話が弾む、再会を約して住所&電話を交換する
故郷の「かごっまべん」が嬉しかった
汗ジュクジュクを「ほりでーゆー(530円)」で流してすっきり





今日は、予想がが思いっきり外れ、乗越から下る時点で雨がぱらつきだし、下りは雨の中であった。
長野県は、明日 雨、明後日 曇り、明々後日も雨、次の日も雨
何だかなー

4 件のコメント:

  1. 常念岳お疲れ様でした。この時期の週末はさながら銀座だったことでしょう。
    ところで栂池新道は下りで歩くのですか?自分は4年前親不知から上りました。その後、後立山を縦走して扇沢に下りましたが、歩き甲斐がありました。栂海新道は別名「マムシ街道」とも呼ばれていて、自分も何度か遭遇しました。足元注意です。
    市來

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  2. 一番嫌いなものが「蛇」、どうもあのくねくねと長い物は見たくもありません。山行記事を読むと余程密度が濃いのか「マムシ」が出てきます。だからと云う訳では無いのでしょうが、山でやたら「蛇」と遭遇します。会うだけならまだしも、噛まれでもしたら大事です、十二分に注意します。
    栂海新道は、上から下へ出来れば雪倉を越えて朝日岳に入りたいと思っています。問題は天気です、ここのところ天気が不安定で始終待機です。

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  3. こんばんは。
    山はたいへん賑わっていますね。この辺の山とは全然違いますね。
    人口がちがうし、山への気持ちが違う気がする。
    鹿児島人、地元人は何だか変わったのでしょうか?昔も今も同じでしょうか?
    仕事を求め、地元を離れて地元は若者が減ってしまう。
    地元を愛し、地元に残るのは、仕組みが必要なのか?仕事に魅力をつけるのか?街の魅力なのか?自然など故郷の誇りなのか?
    難しい。方程式がきっとあると思う。
    方程式を見つけたい。
    楽な方に流れるのはしょうがないと、思って生活してきたけれど、先輩の山行きブログを拝見すれば、違うことが良く分かる。
    苦しい山登りも辛くないんですよね。
    達成感?
    もう少し考えます。

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  4. 高速ネットワークが整った現在、地理的ギャップはなくなった。ストロー現象なるもの、この地では週末は周辺の各所が吸引している。逆ストローです。
    欲求を満たすものが外にある。我が町の「欲求を満たすもの」とは何ぞやでしょう。恐らく他に無い物ではなく、他にもあるが・・・ではないのでしょうか。質が高い、緻密繊細、人智が及ばないほどとかのetc、且つ儲かる、儲かっている、儲かり頭、たった一人でもこんな人が出てくれば勝ち。

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