2012年7月15日日曜日

濃霧,これ程の物なんだ

7月15日 0400起床 (139/91)
天気 濃霧(視界20mほど、外に出ると濡れる)
気温 10~12℃(未計測なれど寒かった)

目が覚めて外を覗くと真っ白
本当に真っ白だったので
窓ガラスが露で白く
外が見えないのだと思った。
ドアを開けてたまげた。
20m程しか視界がない。
雪山ではホワイトアウトの経験はあるけど
まさかアスファルト道路で出会うとは。
濃霧注意報はこれだ。
それでも大型トレラーは
バンバン走って上り下りしている。
こっちにもたまげた。

午前中に晴れるとも思わないけれど
兎に角出発。
一本道なので迷う心配なし。
雨具上下着用。
ただ視界がない中登るのみ。
たまに花が出現、写真休憩。


こんなしゃれた名前のピークもある。
桜はミネサクラだそうです
ガスの中小さなアップダウンを繰り返し登っていくと

















突然ピーク
眺望に優れた頂上として有名。
ところが濃霧。
これでもかという濃霧








取敢えず、登った。
手に持つのは
黄色のバッグに入ったジェット
これから只管これ頼み。
頼んますよ。










眺望の台石。
晴れていれば
全方位、これだけの山が見えるとか。

北方向十勝山塊
登ったな。








東方向
然別湖周辺の山々
登ったな。










南方向
日高山脈
ここ二週間も天気待ちの幌尻岳の名が。
後は登ったな。











西方向
登ったな。











ぐるっと回ってきた方向
登ったな。
本当に登っているんだと改めて実感。











一時間ピークで待ってもガス。
降りる。

相変わらず濡れる。
ガスと云っても雨の素の中を歩いているようなもの。ビチョビチョ。
ゴアテックスの夏靴が、この雨同様のガスの登山路で防水機能劣化でグチャグチャ。
何ともやりきれない。
今後のハード山行を考えると足元更新必須。




1000時狩勝峠依然濃霧。
半端じゃない。
車なんかアッというう間に
見えなくなる。

駐車場から国道に出るのに
エイヤッという気合が要るもの。
怖い怖い。






こんな状態。
太平橋反対側の歩道が完全に見えない
と想像すればわかりやすいかも。

兎に角突然対向車が出てくる。
目の前に。
眼を閉じたくなるくらい突然。
「ウソ」という暇もない。
怖い、怖い






南富良野に降りて来るとこの通り。
ジャガイモ畑は花盛り
シロにピンクに
おまけに麦秋







さらに進めば
右も左も麦秋

北海道は7月
収穫の麦






 その横にはこんな看板も






















メロン、スイカ、ゆでトウモロコシ
夏まさっかり

濃霧の中でビチョビチョが
なんだかほんとかよ。







走っていたら突如渋滞。
今日は世間は日曜日。
かの有名な
富田農園ラベンダー渋滞だそうな。

しばし温泉に避難。
それでも渋滞中。
ナビに聞いたら
富良野敬遠ルートが第一候補で
出てきた。
これこれと走り今は旭川。
夏登山靴新調。
狩勝峠でナビに聞いたら
旭川120㎞、札幌160㎞。当然旭川直行という訳。
しかし、0400起床、登って降りて、120㎞走って旭川。ホントに北海道はスゴイ。

 今日写真休憩で取った花々。
花も濃霧でびちゃびちゃ。

と思いきや
濃霧が粒粒に変って
何ともつややかな表情

これはまたいいかな

















3 件のコメント:

  1. こんばんは!いやー山の頂上のプレートの写真についてのコメントはすごいですね。
    ここは登った
    ですよね。登れると登ったでは明らかに違いますよね。

    何だか、最近、そんなことばかり考えています。
    実際に見たり経験した人には絶対に絶対にかなわないと思います。

    私もめげずに頑張ります。
    連休も終わり、恐怖の月曜日(今度は火曜日)が来ます。
    普段から、常に緊張感を持ってやるこもとも大事ですが、少しハンドルやブレーキのようの遊びも大事です。

    私も、今回の釜石市の方の話ンい大・大・大感動しました。皆さんに可能な限り伝えたいと思います。

    マネはできないけど、近づきたいです。

    先輩の山行きも有言実行!
    誰にも何言われることもないです。・・・・・でも、体力が続かなくなったら、故郷でだけで・・・我々に・・・。
    おやすみなさい。

    にんに

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  2. どこに求める情報があるか。情報を求める側の最初のハードル。
    このハードルを感じさせないで、即情報が得られる
    所に案内できたら最高。

    得られる所は実際の場所でもいいけど、今はネットでしょう。
    最初山情報を得るのにネット上を右往左往した。
    いま、この山はこの営林署、この山はこの村のHPとなんとなく勘が働くようになりました。
    この想像力が働いたHPはすごいぞ。なるほどそこまでサービスするかという感じ。
    この想像力は、実際に現地に赴いたり、経験したり、見たりの経験力がないとでないな。
    ここに力の差、情報の糸口でさえおろそかにせず準備できる想像力の差がある。
    情報は出すものでもあり、しっかりと準備して検索者を待つものでもある。
    見に来てもらわないと。
    やっぱり想像力が横溢する情報が求められている。

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  3. ありがとうございます。
    想像力ですか???。まずは、正確なデータの開示でしょうか?
    街の情報も自分で分析(想像する)データが大切ですね。

    分かり易い解説も必要ですね。難しい言葉は使っている人はハイソかもしれないが、説得力がない。分かり易く、データを駆使して説明することで、情報から想像できるかもしれないですね。

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