2015年7月8日水曜日

大島小屋から下山して「摩耶山(1019.7m)」に登る


7月8日(水) 0230起床 (---)
天気 曇りのち雨
気温 12℃

シュラフカバーで寝ていたら寒くて目が覚めた
其のまま起床、同宿の山口県の二人は0400時、0420時それぞれ「以東岳」に向かって出発
充分明るくなって泡滝ダムに向かって下山開始

下山
歩行距離 7.6㎞ 所要時間 2時間10分 標高差 466m

コースタイム
0458時 大島小屋発
0550時 七ツ滝沢吊橋
0604時 冷水沢吊橋
0708時 泡滝ダム駐車場着

二人は、相次いで出発していった
二人を見送ってゆっくり出発準備。
小屋利用料金は1500円、コインの持ち合わせは無いので2000円を料金箱に入れて出発。
下って行く登山道脇は、柄杓付き油水が次々出てくるから、全て一杯づつ味わいながら下る
冷たい、さわやか、さらっと、仄かに森の味がと云いたくなる。






七ツ滝沢の吊り橋に到着
此処から本流沿いの平坦な道を下る。
がしかし、これがそう単純な道ではない












二つ目の吊り橋、冷水沢の吊橋を渡る
下って行くと、道は雪崩のデブリで寸断される













一旦河原に下りてデブリを躱す















更に下って行くと「道が繋がっていない」
「崩壊」している
その後も、際どい個所は随所
此処の道をヘッドライトの明かり一つで歩いた訳で、何とも凄い事だった








藪払いされた道になって暫くで「泡滝ダム駐車場着」
無事下山
少しハードな山行だった


0750時 泡滝駐車場発で83㎞先の「摩耶山(1019.7m)」関川登山口へ向かう








「摩耶山(1019.7m)」
歩行距離 --ー 所要時間 2時間52分 累積標高差 665m

コースタイム
1015時 関川登山口発
1056時 越沢口登山口合流
1105時 避難小屋
1128時 六体地蔵 
1145時~1207時 「摩耶山(1019.7m)」山頂
1231時 避難小屋
1235時 越沢口登山口分岐
1307時 関川登山口着

無事下山した足で、明日の予定の「摩耶山(1019.7m)」を、今日登るべく登山口へ直行
下る道にも「倉沢口登山口」がある。
急峻且つ灌木混じり岩登り、昨夜同宿の一人は此処から「摩耶山」を登って大島小屋に来たと云っていた。「雪渓で30m程滑落でした。雪渓の縁を掴んでやっと泊まりました」だったらしい。
真反対側に、尾根を辿る安心コースがあるのでそっちを選択、摩耶山塊を大回りで登山口へ向かう。




「関川登山口」からブナ尾根を辿る













ブナの森は、いまが旬だ、木漏れ日、緑のシャワー、森の香り、ここだけのものです












沢コースの「越沢口登山口」からのコースと合流します














暫く上ると森の中に小さな「避難小屋」、急な雨や雷、嵐の時には「強い味方」です













樹間を透かしてやっと「摩耶山山頂」がみえる













ところが此処からが「鼻くくり」と名がついた急坂


















両手両足を一杯使ってやり過ごす















突然出てくる六地蔵、信仰の山の証です

山頂は、倉沢側の絶壁の上
朝日山塊方向の眺望が全開














昨日登って下りた「以東岳」













「大朝日岳」も見える















「以東岳」から「大朝日岳」と繋がった稜線が、波打っている













山頂で地元の登山者が一人と談笑
様々な地域情報を教えてもらった
下山時、雨に降られたものの「摩耶山塊」の四峰を完登した










日本海の「あつみ温泉」に入る心算だった予定を、再びの「湯田川温泉」に変更、来た道を戻った
たっぷりの掛け流し
無色透明
贅沢な温泉が200円
アイスキャンディーを買ったお店のおばちゃん曰く「この辺りはお家にお風呂はない、ガス代、水道代、お風呂洗い、お風呂あっていい事ないもの」「夫婦喧嘩してもあんた出て行って、温泉が一番なんて言ってる」
実に素晴らしい温泉です。

2 件のコメント:

  1. おはようごさいます。気温を目にすると、涼しいではないですか?と言うかちょうど寝やすい気温。身体は疲れ、充実感とアルコールでぐっすりですね。疲労は温泉で取り去り明日へ、、

    なんてことだ。なんだか、そんなことも忘れている毎日を思い出した。
    今日もメリハリつけて頑張ります。!

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  2. 大島小屋から下山、車で下って行く途中にも「摩耶山倉沢登山口」がる。急峻且つ残雪と岩登りと聞いていたから、真反対の登山口から登った。頂上について倉沢を覗きこんで驚いた。谷は殆ど垂直だった。とても単独で登る勇気はない。それほど凄まじい形相だった

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