2015年7月21日火曜日

「ウペペサンケ山(1848m)に登る」


7月20日(月) 0330起床 (140/98)
天気 快晴のち曇り(昼から十勝北部雷注意報)
気温 13℃

昨夕、音更で夕食の買出し
さてどうする、と思いつつ店内を散策するが、やっぱり目に付くのは「塩ホルモン」
北海道に来たらこれしかない、と云う事「今夕」も「塩ホルモン」
電話で奥さん曰く「今日も塩ホルモン!」










そして〆は気仙沼で頂いた「かつおジャーキー」、此れがまた実に旨い、噛むほどに旨い。
ホロ酔いで寝て、気温が13℃と云う願ってもない寝心地に、0300時起床の積りが30分の寝坊だった。
登山口まで林道を8㎞走る。先着は5台、準備中の若いお姉さんが一人、後は出発したらしい






「ウペペサンケ山(1848m)」

歩行距離 15.6㎞ 所要時間 7時間22分 累積標高差 1320m

コースタイム
0512時 登山口駐車場発
0527時 作業道から樹林帯
0535時 最後の水場
0625時~0635時 主稜線1399mコブ
0715時~0725時 主稜線1610mピーク
0737時 菅野温泉東コース分岐
0816時~0826時 ウペペサンケ山(糠平富士)1834.8m 
0840時 ウペペサンケ本峰とのコル
0905時~0923時 「ウペペサンケ山(1848m)」
0958時~1008時 ウペペサンケ山(糠平富士)1834.8m 
1037時 菅野温泉東コース分岐
1054時 主稜線1610mピーク
1132時 主稜線1399mコブ
1210時 最後の水場
1232時 登山口駐車場着

駐車場から急登10分で作業道、作業道を右に歩くと樹林帯の中の登山道に入る












最後の水場を過ぎると登山道は一気に傾斜を増す。
主稜線に上がるまで傾斜は緩まない。大きな段差、土が露出した滑る斜面が随所に出てくる
樹林帯が灌木に変り笹薮に変ると主稜線は近い。











主稜線1399mのコブに上がると、1610mの主稜線ピークが目の前に見える
期待した風は全くない。全身汗まみれでずぶずぶ状態
1399mからは稜線を辿る、灌木からハイマツに変る。









ハイマツの中にシャクナゲが咲く中を、ギラギラ照らされながら登る
主稜線上、高度を上げても風は全く無い。











それでも1610mの主稜線ピークに上がると正面に「糠平富士」が大きい。
戦闘意欲が少し湧いてくる
「糠平富士」から左に頂稜は延び、延びた先が「ウペペサンケ山本峰」である









やっと見えた頂上に元気を貰って「糠平富士」に登って行く















「糠平富士(1834.8m)」の山頂標識は「ウペペサンケ山」となっている
糠平富士三角点先の登山道脇に申し訳なさそうに「糠平富士」の小さな標識、そして最高点は1.5km先とある
皆さんが「ウペペサンケ山本峰(1848m)」まで足を延ばす訳ではないらしい
行き届いた配慮になるほどと納得。このピークもウペペサンケ山だもの




すぐ北方に「ニペソツ」が高く屹立しているのを眺めながら、細い岩稜を歩いて本峰に向かう














下って登りたくはないが、一旦大きく下って登り返す












「ウペペサンケ山本峰(1848m)」は、長い頂上稜線のほぼ真ん中、さらに西には「西ピーク」の標識が立っている
頂上稜線に上がってから僅かに風があるものの、照らされるので猛烈な暑さだ
靄っているので、「ニペソツ」もフィルターが懸ったような見え方
さらに先の「大雪山塊と稜線」、残雪が霞の先にそうと分かる程度の見え方、残雪の形が仄かに分かるので、勝手に高根ヶ原かなど判断





下山、一旦下ってまた登り返す稜線が、さあ来いと言っているような 
下るに従って益々暑くなってくる












糠平湖に向かって一気に下って行く
主稜線は下る一方ではなく、登り返しのアップダウンがあるから余計暑さがこたえる













振り返るといつの間にか随分下っている












樹林の中の陰がかえって歩きやすい
最後の水場の冷たい水で息を吹き返した

風がない上にカンカン照り、ダニ対策で長袖を着ているから余計暑い。
皆さんもこの暑さに苦労されているようだった。
猛烈且つ強力な暑さのせいか、三日間休養したにも拘らずカムイエクの疲労は回復していなかったのか、半端じゃない疲労が残った山行きだった





しかし下ってみれば車は、15台に増え駐車場から溢れていた。
そう云えばずいぶん沢山の登山者と会ったような、御嬢さんに小学生、御高齢の方々、
「ウペペサンケ山」は人気の山のようです











今日の花
こまくさ


 今この瞬間、花があるから登ってみたくなる
癒されるもの。
























 



2 件のコメント:

  1. こんばんは、
    天気が良いと素晴らしい写真になりますね。山のとんがった稜線を歩いて行く姿を想像しましたら、自分のお尻がムズムズ、、、笑
    なんとも言えない、感覚になりますね。

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  2. 「テッペン」とはそういうところです。バランスを取って、どっちらにも転げないようしっかりと歩を進める。そして一歩一歩頂上へ、偶には大きく下っての登りも有ったりして、そう易々とは山頂へは辿りつけない。まるで人生レースのようです。それにしてもこの日は暑かった。行動食は全く味がしなかった。無理矢理スポーツドリンクで流し込んだ。こんな日も珍しい。

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