2012年6月30日土曜日

サラブレッドロード


6月30日 0500起床 (145/95)
天気 曇り(ガスで見通しが悪い)
気温  15℃

サラブレッドの故郷、生まれ故郷。
道の駅に各重賞の優勝馬のモニュメント
1953年キタノオーからずらっと


競馬に詳しくなくとも
馬に興味がない人も
馬の名前を見れば
あー、この馬知ってる、
聞いたことがある。
という馬たちのモニュメントが
立ち並んでいます。




















1963年
1972年
1988年
1991年
1992年
各年の優勝馬を見ながら
それぞれの年に自分を重ねて
その時の自分は
どこにいて、何をしていたか、
何を考えていたか、
何に夢中であったか
その時代に還っていました。

この馬たちは
見る人にその時、
時代を思い出させる。
サラブレッドたちは
時代を一瞬で駆け抜けながら
強烈な印象を
その時と
その時代に残した。

今日は、苫小牧へ。
ネットで確認すると
モンベルが苫小牧イオンモールにある。
帯広、旭川、札幌よりずっと近い。
沢靴を調達へ。
あればヘルメットも。
沢では、落石もありうる。 

その前に今日も朝湯。
神威岳を両手で木やササをつかんで
体を持ち上げた後遺症か
肩、腕が今になって強張っている。
メンテ、メンテ
温泉に限る













2012年6月29日金曜日

十勝納豆



朝湯には入ったものの、何とも居心地が悪い。
目の前に日高連山。
天気良好。
サー行けと云わんばかり。
今日は完全休養日にはしたけれど。
軽く調査行に行くことに。
静内川を遡り
静内ダム左岸林道を登山口とする
ピセナイ山。
良く登られているらしい情報からは
ダニの心配なないのではないかというのが
選択理由。
遡ること20数㎞。
ゲートでシャットアウト。
表記の管理署にTEL。
ロックネットを突き破る斜面崩壊
よって当分の間ゲート閉鎖
やっぱり登るな。ということかと妙に納得。

太平洋岸を西に北上すると新冠町。
ハイセイコウの故郷。
日高西部はここから北上する。
日高の盟主の山々が目白押し。
取敢えず、新冠町に移動した。
道の駅でまた鹿児島への声掛け。
岡山85歳車中泊御旅行
旅の薀蓄をタップリお聞きしました。

ここ新冠の道の駅は
真ん中が道の駅
南にAコープ
北にGS
何とも便利。

林道走破で車は泥だらけ
見る影もなく可哀そう
GSで洗車。
Aコープで夕食買出し。
そこで見つけた
「十勝納豆」
北海道十勝産大豆100%
一際存在感がありました。

納豆大好き人間には
避けて通れません。
当然購入。
一パック45gの三パック
焼酎で二パック行くでしょう。
十勝を味わう贅沢時間。
どうだ。




朝湯で完全休養日


6月29日 0500起床 (124/80)
天気 晴れ
気温 10℃

今日も天気は晴れ。
目の前の牧場では
馬がゆったりと歩き回っている。
その背後に、昨日登った神威岳。
そして北方向に日高山脈が
山の連なりを見せている。

日高の西側に回り込んだので
沢靴が要らない山はいくつかある。
今から道の駅の朝湯に浸かり
ゆっくりと計画を練りましょう。
そのうちモチベーションも上がってくるかも。
昨日は気持ちも凹んだけれど、流石に45度の登りは、腕、肩、腿、膝、脹脛、ぶつけて血が滲む向脛に激闘の跡がはっきり。

2012年6月28日木曜日

山登りで初めて戦闘意欲を失った。


6月28日 0200起床 (131/81)
天気 晴(星が瞬いている)
気温 10℃  

昨日、帯広でネットで唯一探し当てた山道具屋さん
沢靴手に入らず。早くて土曜日。
沢靴無しで登山靴で
登山できる山は神威岳。1600m
帯広から210㎞越え。
天気万全、行くしかなかろ。
延々走る。
日高を越える60数km
GSなし。
全くなし。
西側国道で給油、
さらに48㎞
うち林道30㎞。
奥平さん、大丈夫だって
北海道に比べたら。
入っていった林道は
雨が降ったら崩土で
出てこれそうじゃないもの。
自分で除去しない限り。
一か所じゃないよ、そんな箇所何か所もあっての30㎞。
奥平さん大丈夫だって、」北海道に比べたら。

林道終点、
神威山荘
広い駐車場
今日は貸し切り。
月が出て、サバと玉ねぎの煮込み
ビールは沢で冷やす
ゆっくり時が過ぎてゆきます。







今夜はこれです













明日の昼はこれです
塩分補給












ほら出来た














ゆっくり寝ます


















朝早くから沢を登ってます







開けた沢
雪崩の置き土産
だんだん見えてきた。
 ダニもものすごい
 北方向












 帰りの沢
 本人
少しぼけてるかも
 南方向
 さらに南方向
 さらに南方向


 北海道自然発芽
赤紫蘇
こんな寒いところにもあるんだ
なんだか感動

今日であった花たち


浦川の馬牧場
こ仔馬もいるんだぞ












0200起床 (131/81)
天気 晴れ(星が瞬いている)
気温 計ってないけど10℃くらい

0345出発
山荘前の本流を飛び石伝いに渡り
作業道を20分
いよいよ沢筋を進む。
いきなりドボン。
そのまま一時間半沢を登ることドボンなし。
0520 尾根取り付き
ここから45度傾斜の尾根を只管登るのみ。
0700 標高1200m
ダニ払い。
笹薮を漕ぐたび
ズボンにダニびっしり。
三日ぶりの登山者に
これでもかの攻撃。
残り400m。
帰ろうかなとと思った。
初めて戦闘意欲を失った。
ここまでするか。
神威、君は、
という気持ちかな。

0830 神威岳山頂
しかし行った。登った。
山頂からは絶景。絶句。
言葉なし。
北、南
全て、見通せる。
ただ絶句。
ただし、山頂でも
上は全部脱いでダニチェック。
ここまでは大丈夫だった。
1230 無事下山
山荘前の沢で行水
パンツ一丁で。
この裸状態でダニ三匹。
パンツ一丁でだぜ。
首筋一匹、これか髪の毛の中から
わきの下から一匹。毛に隠れていた。
パンツのゴムから一匹。襞の中にいた。

様子、体調且つ部品状態がよければ
二・三日滞在、ペテガリ岳を狙っていたんだけれど

戦闘意欲喪失。
早く温泉に入ろう
全てはそこからモード。

また48㎞走って
いま、道の駅みついし
なんと
温泉、コインランドリー付き
早速は当然。
やっと、人心地。
今夜ゆっくり眠れそう。

標高1200m付近から
極端に尾根は細くなり
そこしか通れない。
よって鹿もそこしか通らない。
全ての鹿が。
下部は集中しなかった鹿が
1200mから集中。
ダニはこの鹿の数と比例している。
半端じゃないもの。

それを差し引いても
神威岳は登る価値あり。
あの急傾斜登りは経験する価値あり。
そんじょそこらにある登りじゃありません。
でも、モチベーション回復には時間がかかる。







2012年6月27日水曜日

流石に疲れた


6月27日 0400起床 (111/72)
天気 晴れ(朝早くからカンカン照り)
気温 10℃

流石に疲れた。
新嵐山壮で温泉
コインランドリー
コインランドリー中に写真の取込み。
下山後ビールを楽しみに
何も口にしていない。
1730 コインランドリーと
写真取込み完了。
ブログ後回しでバーベキュー突入。
券売機でビール二杯、ジンギスカン
一杯目のビールは三口で今日も区間賞。
ジンギスカン、サガリ、ホルモンのよくばりメニュー
ビールは三杯戴いて満足。
ブログは明日。
爆睡。

夏靴で登ったけれど
急な下りの連続2時間
爪先に負担が大きくこれからの山行には使えない
さらに、今後の登る日高の山は沢が登山道として使われている
少なくとも沢靴は必須。
どこで調達できるか、これが問題。
帯広では難しいかもしれない。
札幌か旭川。
ここからは遠い。
サーどうするよ。悩んでます。

取敢えず今日は帯広滞在、探索。

天気は安定していますが。
週末から来週はまた曇った日々に戻りそうな予報です
今、日高山脈の東側にいます。
東側の登山口の山は、沢を利用する山が残った
ぐるっと回って西側から登る山、こちらも沢を利用する山が多い
どの山から登るか、どの山どの山を組み合わせて登るか
一泊か、二泊か計画立案は今からです。
昨日の山景色で分かるように
まだ谷は雪渓で埋まっています。
急峻な谷、狭く深い谷は雪渓が消えるのを待つしかなさそうです。
開けた谷、アプローチが沢筋、登路は尾根という山を登るしかなさそうです。
カムイ岳、幌尻岳、戸蔦別岳、北戸蔦別岳、1967峰等々
贅沢な悩みですね。



日高の主脈

0420 登山口発
ラジオ深夜便「井井上陽水」傘がないを聞きながら
0330登山口に向かう畑の中で東の空が明けてきた
今日も晴天。
一部落石があるがよく整備された林道を最奥へ
今日も一番に出発。
0600 標高1458m
最初ジグを切っていた登山道も
すぐに直登となる。
登山道は笹が刈払われ藪の煩さはない。
しかし、雨でどろどろの登山道は歩きづらい。

0430 朝日の登山道










0700 帯広市外と尾根筋














0700 伏美岳山頂
日高の山々が、ぐんと近づいた。
今日はこの頂上は通過地点、
日高の主脈上の「ピパイロ岳」を往復する。
一旦、伏美岳標高1792mから
標高1542mまで下り
ピパイロ岳1916mに登り返す。


目指すピパイロ岳
遠いな







幌尻と戸蔦別












遥かに昨日登った
十勝幌尻岳












北戸蔦別と戸蔦別
















今日は暑くなるぞ













0950 ピパイロ岳山頂
主脈を南に眺める
1967峰
北戸蔦別岳
戸蔦別岳
幌尻岳
エサオマントッタベツ岳
札内岳
昨日登った十勝幌尻岳
カムイエクウチカウシ山

山は繋がり、うねり
重なり、近く、遠く
幾重にも折り重なっている。
雪渓は雷光の如く
尾根に咬み込んでいる。

30分展望に浸る。

山は尾根をうねらせ
奥へ、先へ、もっと遠くに
山を乗せている








ここから見ると
幌尻岳はこう見える











やっと来た。
日高の主脈に立っている










山が「どうだ」と言っている
















ずっと先にも山がある
あれも登りたい













どこまで重なっているのか定かでない
















1020 ピパイロ山頂発
1110 最低コル1542m
1250 伏美岳山頂
1440 登山口着
復路は、樹間を出ると容赦ない直射
高度を下げると気温が上がる。
北海道に来て初めての暑さ。

きょうは13人6組
女性6人男性2人の中高年組は、
同じピパイロ往復組。
途中でエールを交換。

鹿児島ナンバーは珍しく興味が湧くらしく
親しく声を掛けてくれる。
山の情報を詳しく教えてもらえる。
今日は降りてきて出発する段になって
30分間の足止め、お話タイム。
今日の情報、北海道の人は
5年に一回「エキノコックス」検診を受けるそうです。
沢の生水は飲まないに越したことはありません
という注意も受けました。

もう一方は、昨日カムイ岳にいて
今日はぐるーっとまわって
今夜は伏美岳山頂テント泊するそうです。
カムイ岳は、渡渉は繰り返すが
靴を濡らさないで飛び石伝いも可能だと
教えて頂きました。

昨日は、温泉に入って
ジンギスカンとビール
ブログは明日と爆睡。
朝5時ブログ中です。




















いよいよ、本格山行。
今日はその準備です。