2012年6月11日月曜日

ということで白雲岳、赤岳、小泉岳、緑岳の雨山行

6月10日 0220起床 (138/91)
天気 曇り(霧雨) 気温 11℃

(下山したら高原温泉はこんなに車が)


ここ高原温泉登山口は電波が無いので
昨日6月9日1500時以降、
天気情報はラジオのみ。
昼過ぎからは悪化しても
対応できるよう早立ち。

今日のコースは、大雪高原山荘の主人に教えて頂いた、
登山口から左に入り
噴気孔分岐を右に
池めぐりコースを右回りに半周
ここで池めぐりコースと分岐した
三笠新道に入り高根ヶ原を目指す。
三笠新道は夏道を辿らず
雪渓を直登して稜線に出る。
稜線一帯が高根ヶ原
ゆったりとうねる大雪の奥座敷
北に今日の白雲岳
そして赤岳、小泉岳、緑岳
雨に会わぬうちに降りたい。

0345高原温泉登山口発

ここはすでに標高が1200m
登山道脇にはミズバショウが咲いています

0405 温泉湧出の噴気が上がっている、池めぐり分岐
ここを右に三笠新道分岐へ向かい登る。
 
三笠新道分岐手前で、高根ヶ原の稜線が見えてきた。
はるか遠くにはこれから登る予定の東大雪石狩岳が見えてきた


その隣には、ニペソツ山が見える。
今日の山、緑岳と、その奥木の陰に白雲岳


雪渓を直登していくと、高根ヶ原の姿だんだん見えてくる


直登した雪渓越しに、東大雪の山々の全貌がしっかり確認できる

稜線に上がりトムラウシ山方面を眺める。ガスの中遠くにトムラウシ山が見えた。高根ヶ原のゆったりうねるは稜線は見応えがある


高根ヶ原の稜線越しに白雲岳を見る
白雲岳をバックに

高根ヶ原から白雲岳避難小屋
白雲岳
赤岳

小泉岳
緑岳

ハイマツのトンネル状の登山路、とにかくハイマツは半端じゃなく濃い









雪渓が口をあけ、登山路が途絶している。
登山路の要所に設置された案内標識
この案内標識は、
北海岳方向はさらに旭岳へ
避難小屋、忠別岳方向はさらにトムラウシ山へ
赤岳は銀泉台登山口へ
緑岳は高原温泉登山口へ
白雲岳はこれから目指す山頂を示している






赤岳山頂の案内標識
登山口銀泉台と
白雲岳を示す










この案内標識は
緑岳の手前に設置された案内標識












小泉岳に設置された案内標識














今日であった花
高根ヶ原で






避難小屋で


避難小屋手前で










緑岳で
高根ヶ原で







高根ヶ原で













高根ヶ原で

出発前の霧雨は止み、天気の持ち直しに期待して出発する。
出発後すぐ雪道となり、赤標識テープと先行トレースに従い、
登山道わきのミズバショウを写真に撮りながら進む。
出発後20分で噴気が上がる分岐部
ここからから、登山路はほとんど雪道となり、傾斜も増す。
三笠新道に分岐する地点で赤テープと先行トレースを失う。
直登するはずの雪渓が妙に細く稜線までつながっているのか判断できない。
先に進んで別の直登できそうな雪渓を探すが有力な雪渓は発見できない。
結局最初見当を付けた雪渓まで下り直登を開始する。
雪渓が細くなった部分は、崩壊の危険があるので慎重に山付き側を通過する。
ここから先は雪渓も大きくなり傾斜も増しどんどん高度を稼ぐ。
雪渓を登るに従い、東大雪山塊や高根ヶ原が姿を現しピッチが上がる。
雪渓を登りきるとそこは高根ヶ原の一角。
遠くトムラウシが見え
「あそこからここを見ていた」
いま
「ここからトムラウシヒをみている」
約一時間で避難小屋着
3人で小屋をあけ夏に向けた準備中
6月20日位から常駐するそうです。
小屋着0715時から小雨が降りだす。
雨具着用、この後止む事無くしとしと降り続く。
白雲岳の稜線に雪渓を詰め登りピークへ。
ピーク直下では岩登りで到着。
下りは雪稜を辿り簡単に下山。
ルートからはちょっと外れた赤岳へピークハント
ルートに戻りここからは下山ルート上の
小泉岳、緑岳。
雨は止まず写真だけ取りそそくさと下山する。
緑岳からの下りはこれでもかという急傾斜
おまけに、大きな岩がこれでもかと積んだルートである。
登りルートに選択せず良かった。
選択していたら登る意欲を維持できたかどうか。
兎に角、よほどの覚悟がいる。
更に下りハイマツのトンネルを抜けた先は
雪渓が大きく口をあけて待ち受けていた。
迂回して雪渓に降りたがガスが深くなって見通しが効かない。
先行者のトレースを見失わないように進む。
高度も下げたので夏道に移るのかと勝手に判断していたが
行けども行けども雪渓、広くつながった雪渓をトラバースしているルートのようである。
6月10日時点では例年この状態なのであろう。
北海道旭岳山系、2000m級の6月を実感する。
本州ではここまで広い雪渓はなかなか無いかも知れない。
この雪渓から夏道ルートに出ると
あとは只管下るのみ。
この雪渓は予想だにしていなかったので、登りにこのルートを選択していたら
相当苦労したかも、おまけに緑岳への超急傾斜な岩積ルートでは四山登れたどうか。

下山して吃驚
高原温泉登山口は多数の車
登山よりは温泉目当てか
100%掛け流し、白濁した実にいいお湯だもの。
昨日夕方、登山情報を教えて頂いた後
700円のところ、今日に限り500円ということでいい湯でした。

ザック雨ででびしょ濡れ
中身はすべてポリ袋に包んで入れてあるのでOK
しかしザックの中に雨が溜まっていました。
タオルで吸い出すも生地にしみ込んだ雨はぽたぽた落ちて始末に負えない。
車後部に吊るし、下に段ボールと新聞紙を敷いて晴れを待つしかない。

今日は層雲峡温泉の銀泉閣クーポンで無料に入浴予定
装備を整理26㎞下る。
なんと銀泉閣浴場横にコインランドリー発見
日帰り入浴でも使用可かとお訊ねすると使用できるとのこと
70㎞旭川まで戻ることを覚悟していたので感謝

洗濯を待つ間、写真の取込み。
ブログに書き込み、写真取込みを中途で
ガソリン補給に上川駅まで15㎞

上川駅泊にしてビール
写真の追加取込み、
この取込みが先に取り込んだ写真の後に取り込まれずその前に取り込まれる結果に。
写真の入れ替えがうまくいかずアップ断念
ビールに専念。

ということで、起きて早々アップしました。
たまにはあるさ。

今日は、太陽待ち、山行不可、できればビール日和になればよい。








1 件のコメント:

  1. おはようございます。
    先輩の故郷は雨(ときどき雷)、梅雨らしい天気が昨日から続いております。
    雷が怖いので、本日はダイエット通勤断念。寝ている長女を起こし職場に連れて行ってもらう。
    不機嫌そうな運転でも、なぜか嬉しい。・・・いつまでたっても娘はかわいい。
    この子のお蔭で、お父さんになれたのだから・・・。いかん いかん この調子じゃ結婚式が危ぶまれると嫁の声・・・。
    生まれた時から結婚式にはでない。なんて発言をしている。未熟な父さんをしております。

     さて、先輩は再び、大雪山の塊へ・・・。山をぐるり頂上を回られたのですね。何と、60歳にしてすごい体力です。
     ぶっ倒れるのではないでしょうか?体力はあるけど、雪焼けなどの紫外線予防もしないと、身体は20代、顔・首、腕は紫外線によるしみやしわでお年寄り・・・なんてことになりますので、スキンケアは大切ですよ。
    うん?それより山が大切!!って声も聞こえますが、美人温泉につかり、コラーゲンたっぷりの食事をとり肌ケアもしてください。
    久々にあったら、がりがりのおじいさんでは玉手箱を開けたようになってしまします(笑)。
    食べても、その運動量なら絶対太らないと思います。

    まだまだ、雪の残る北海道の山々・・・確実に夏に近づいていることを感じる「花」。天気がこちらと同じように梅雨のような状態なのが残念ですね。
    やはり、地球温暖化のせいで気候に変化があるような気がしますね。

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