2012年5月25日金曜日

標識テープとGPS

5月25日 0500起床 (131/80)
天気 雨


晴れて見通しが効けば何も問題なし。
二万五千分の一の地形図とコンパスで
ルートを設定あるいはチェックしつつ登る。

この時設置するのが標識テープ。
自分のルートを目で確認できるように設置する。
ルートの屈曲点とか、
雪原から樹林帯への入り口とか
濃い樹林帯
また、ひろい雪原に。

ガスと雨、雪が山を覆うと、
ルートの様相は一遍
この時のためのテープ。
自身の位置がはっきりと把握でき
登下降の判断に支障がない。

GPSは歩いたルートを画面に軌跡として残す。
内臓の二万五千分の一のルートをそっくり辿る時もあれば
かなりずれる時もある。
軌跡を逆にたどれば元に帰る道理。
方向や距離が画面上で確認できる。
問題は、地形図のルート位置と軌跡の誤差
これは二万五千分の一という縮尺と
GPSの精度の誤差のみ
とは言えないところが問題。

GPSが示すルートが正確な時と
二万五千分の一のルートが正確な時が混在する。
この理解が肝要。

それを理解したうえで
ガスで見通しのきかないオプタテシケ山では、
雪原からハイマツ藪の夏道の入り口の発見に

GPSを活用した。
発見したら標識テープ。
肝心なところに標識テープ。
GPSが示すルート位置が
地形図と大きくずれていれば標識テープ。


今や、山旅には
アナログ感覚の標識テープと
デジタルGPSの組み合わせは不可欠なもの。
よって、テープの予備と
単3エネループの予備は
必ず必携。
テープの予備がなくなりそうだから
調達しなければならない。
 向うに見える樹林帯の入り口にもテープ設置
露出した夏道、とても遠くからは分からない。GPS内臓地図と現地見比べつつあちこち探すと、内臓地図の場所だったり、離れていたり。
見事にGPSと合致ちょっとテープが見難いが。
下山時には設置したテープは回収。

0 件のコメント:

コメントを投稿