2012年8月17日金曜日

暑寒別岳


8月17日 0200起床 (128/88)
天気 晴れ(星が沢山)
気温 18℃
旭川から暑寒別登山口まで120㎞
所要時間2時間30分の予定。
よって起床0200、出発0230
真夜中の一般道、国道、無料高速と乗り継いで
留萌0430着。
すき屋発見。牛皿定食を完食
朝4時半に牛皿定食食べるおじさんを不思議に思ったかも。

途中「増毛港にハーバー、クルーザーにヨット」
びっくり


さらに増毛駅に向かって走ると、暑寒別岳暑寒荘登山口の案内標識
登山口まで11㎞。
先着車一台。暑寒荘泊とのこと。東京の人北海道一か月の予定とか。
暑寒荘は立派な施設だと感心しきりでした。





しっかり草刈り、エントランスとしては最高でした









入山届もしっかりしました









一階 食堂兼台所食器付き
2階3階 畳部屋個室
誰かよっぽどこだわる人が居た
しっかり要求に応えた作りです




0555 登山口発
暑寒別登山口に着いたら天気が怪しい。
晴れの予報に対し上空と山にガスがかかっている。
兎に角出発
暑寒荘から尾根の斜面に取り付く。
だんだん急になるが、しばらくで尾根に上がる。
尾根上の登山路は、緩やかな上り、たまには水平、下りもある。
つまり距離は稼ぐも高度は上がらない。
おそらく、今日はこの写真からすべてが始まっている。
トドマツの残された熊の爪痕。
たまたま気が付いて、良く残っているよな。とパチリ。
爪痕クッキリ
相当昔の爪痕
木が大きくなるに従って爪痕も大きくなりました









0730 標高900m
ここまでは登山道に朝日が差し込み何とも気持ちのいい登り。
登山道は幅広く笹や藪が刈払いされ快適。
昨日の雨で登路は少しぬかるむ。
振り返ると日本海。
遠くに山並みが見える。三頭山かも知れない。
この辺りから、鼻に木々や、草の臭いとは違うものを感じていた。





朝日が差し込むと幽玄さが倍増









樺はさらに輝きます








ここまではこんなに展望が有りました








ここから少し怪しく









0830 8合目 頂上付近がガスに隠れ、展望が期待できそうにない。
天気は急速に悪化の方向。
頂上につながる尾根直下の急坂を登りきる時点で霧雨状態。
視界は200m程。



頂上方向はすでに隠れはじめました








8合目
熊の糞はこの先に有ったそうです
私は見てません
帰りに見たら登山道の真ん中に堂々
立派な糞でした





頂上稜線直下に設置されたロープ
ガレ場。落石要注意。
先行者がいたら私は決して登らない。
登り切ったら取り付く。
浮き石だらけ









0920 暑寒別山頂
展望なし。南暑寒別岳を眺めたかったけれども致し方なし
25分待つも天気変化なし。






0950 後組の先輩ご夫婦お二人に「熊の糞を見ましたか」
「いいえ見てません」
「8合目付近、新しい糞ですよ」
「私が見てない、お二人はご覧になった。答えは、
私が通過、その間に熊、そしてお二人が発見でしょう」
「ギャー」
そうか、だから4合目付近から9合目にかけて、
違う匂いがしていたのか。
道中ずっと匂いが有った訳ではではない。
匂いのする場所が時々あった。
しかし昨日は一日中雨、匂いはほとんど消えているはず。
そこで登る途中、登山路に残すであろう足音を注意して捜しながら登っていた。
微かにそれと思しきものはあったけれども明確ではなかった。
「つまり、熊は足跡を残さない行動をした。しかし臭いは残った」
糞は相当量あったとか。老練な成獣かも。
一番先頭の私の「鈴」に反応、やり過ごした可能性大。
おっと、そういうこともあるのか。
そんなに考えながら下りかけたが
もしやの期待で、頂上尾根末端で
雨具を着て立ったまま再度、天気回復期待で待機。
太陽がガスを透かして見えるが急速な回復期待できない。
1030 諦める。
9合目と8合目の中間付近で大量の熊の糞。
新鮮そのもの。
居るんだなやっぱり。熊のお家。こっちがお客さん。
納得。
下山を追いかけるようにガスも下降してくる。
結局、小雨状態。

ガスが追っかけてきた



1240 登山口着。
洗い場で靴やスパッツの泥を落とし留萌へ







1530 温泉
1630 コインランドリー
目下ブログ作成中。
天気は相変わらず小雨状態。

明日も山行予定
 

2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    朝から牛皿定食食べているおじさんはなかなかいないですよね。
    さぞかしびっくりされたことと思います。(笑)
    天気が良かったら、さぞかし素晴らしい景色だったと思いますね。残念ですが、また、期待しております。

    山行では、実は熊と一緒の山行きだったんではないですか?あー怖!!

    匂いや糞も想像できますが、山旅先輩が実は熊さんの家に土足で入ってきている訳ですから、熊さんも隠れて、監視されていたのでしょう。

    山旅先輩を監視する熊さんデカって感じですかね。熊さんカメラの映像を想像すれば、面白い妄想ができました。

    さて、北海道はすっかり秋って感じですね。
    そう言えば、昨夜、こうチャンとスーパー居酒屋やまやで飲みでしたが、そこで、陽成出身、現在高来在住の坂元安○さんと一緒になり、山旅先輩の話をしましたが、やはり6月にビーチで故郷に帰って来ていたんでね。
    温泉で会ったときは、栄養不足の痩せたおじさんになっていたとのこと、やはり下界に居るときは、笑われても吉野家とかチャンポンとか、焼き肉とか、がっつり系も食べた方が良いのではないですか?

    今日は、高来の夏祭りです。
    夏の終わりも近い、今日このごろです。

    にんに

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  2. また事件発生。詳細は報告をご覧あれ。
    往復二時間かからない山だなんてなめるんじゃねー。
    と言われてるんだきっと。山の神様に。
    真剣に、他の山と変わらない気持ちと、対応で登ったんだけど。
    やっぱ見透かされてるかも。

    明日は何もないことを祈って、今夜祭ってみよう。

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