2012年8月9日木曜日

西クマネシリ


8月9日 0430起床 (123/85)
天気 曇り(雲の奥に青空があるような。予報は曇りのち雨)
気温 13℃


天気予報は期待できなかったので
0430目が覚めてびっくり。
2330時は雨が降っていた。
0430アスファルト駐車場は乾いている。
しかし外はガス。空の奥は晴れているような。
晴れを確信。午前中勝負。行く。登る。
0625 三の沢登山口発
ここまで25㎞。
ここの標高は930m。ガスが掠める高度。
その上は絶対晴れている。確信。

登山口から作業道跡を沢伝いに辿る。
こんな奥まで作業道がと思う頃
0715 尾根に取り付く。
稜線に取り付く寸前
稜線とその先の頂上と思しき高見がくっきり。
尾根には明確な踏み跡というより立派な登山道が。
尾根を吹き抜ける風が最高のごちそう。
こっちは、ズボンの上に雨具を羽織っている。
雨後の登山道は下半身を濡らす。
汗で濡れるので大差は無いのだがいつも着る。
その汗を奪っていく風は最高の御馳走なのである。
その風はすでに秋の風。冷涼、快適、涼やか。
この風の中登りは捗る。
0755 稜線
ここはピリベツ岳との分岐。
西クマネシリとピリベツ岳は、
見る角度によってはオッパイに見えることから
別名オッッパイ山である。
目的は西クマネシリ
両方登ってもいいけれど
そこは片方が礼儀と存じ。
ここまでは特に誰でも何時でも登れるだろう。
ところが、ハイマツのトンネルで高山の雰囲気が出てきってから
いわゆる岩丘への登りにかかると半端じゃない。
別にびびる訳ではないけれど
それに近い岩場が出てくる。
殆んど直登と云える岩場を越えるとやっと頂上。
0810 西クマネシリ山頂
時間的にはあっという間の山頂。
しかし、登ってみるとその眺望は全方位
東西南北。
まして、ニペソツ、石狩、音更、ユニ石狩等々
圧巻は
ニペソツ、石狩と西クマネシリの間の樹海
こんな樹海の広がりはもうここでしか見られないのではないだろうか。
広い、深い、何処までも続く。
風は強く、秋を感じさせる冷たく涼やかである。
雲海に浮かぶ山々を堪能。
0850 山頂発
慎重に、転ばぬように、躓かないように
滑らないように、かつ膝に負担のかからないように
実は登りより、下りの方がずっとテクニックが要る。
一歩一歩下るは確かに定石
定石通り下るところもあり、
駆け下るところもあり、
ステップを踏む下りもあり。
ストックワークを駆使して
0925 作業道
1000 登山口着
楽しめた山でした。
こんな時間に下りたのは初めてだけれど
決して易しい山ではありません。
誤解のないように。
眺望抜群。
お薦めの山です。

1200 糠平温泉
エスプレッソ等ごちそうになって
超ご機嫌。
そのまま帯広へ。
国土地理院の地図購入予定

1600 帯広音更コインランドリー完了
明日は全道雨予報


 
 雲海に浮かぶ山々
その上に引き込まれるほどの青さで広がる空

天気は確信どうり
東西南北全部展望可能


 遥かに大雪の山々が
あの中にあと一峰
登りたい山が
 どうですこの樹海
まさに海です
緑の海です
 ニペソツ方向も









石狩岳方向も













下りて振り返るとピークの先にはこれでもかという青い空
 下りてきて
三国峠に
三国峠から樹海越しに
西クマネシリを見たかったからです
左側二つのピークのうち右が西クマネシリ
樹海と国道
深い深い山
 おっぱい山の所以
見る角度が変わるとこう見えます。
片方で十分
糠平温泉で体メンテナンス









2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    おっぱい山、、、意外と小さな感じ、もしかして、財政課お~くら大臣こと今○さんの方が大きいかも?(笑)
    でも、2回目の訪問で拝めてラッキーです。

    おっぱいはさておいて、樹海とかすごいですね。驚きました。
    どの写真もカレンダーになるような写真で、本当に素晴らしいです。

    また、自分撮りも定着しましたね。元気そうで、何よりです。

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  2. 休養中ですが台風12号が接近中とか。午後はさらに雨が降りそうです。
    明日は明け方まで雨予報。明日も休養日になりそうな気配。

    西クマネシリからは、大雪、阿寒、知床、遥かに日高、そして深々とした樹海
    何ともすごい展望でした。雨後で空気も澄んで大満足。
    こんな山もあるんだなーという、目と頭の満足感に浸りました。

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