2012年8月18日土曜日
黄金山
8月18日 0330起床 (123/80)
天気 曇り(暗くて分からないが上空はガス)
気温 19℃
増毛から海岸沿いの国道を浜益へ向かう
途中はトンネルと覆道の連続、
山がそのまま海に落ち込んでいるので
トンネルで結ぶしかない。
浜益に入ってすぐに特徴のある山が見えてきた
その背後には増毛山地の主峰が浮かぶ
国道脇の案内標識、見逃そうと思っても見逃せない目立つ標識
入るときに撮り損ね、帰りに写す。
どうです。
公社諸君。
北海道でもヘリです。
ブンブン飛んでました。
0550 登山口着
立派な小屋、トイレ、手洗い、泥落とし場完備
ルート図には旧道と新道がある。
所要時間
登り一時間半
下り一時間
なーんだと思うでしょう
きょうもそれが違ったんです。
0705 登山口発
どっちも通りたいので、旧道を登り新道を降りることにする。
旧道と新道の分岐には水場。
ここから旧道に入る。
大きく切り開かれた登山路をあがってゆく。
だんだん傾斜が増してくる。
ついには両手を使わないと登れない斜面となる。
ロープを設置してあるが、片手は木の根っこ。
両手で体を引き上げる場所も。
頂上直下まで気が抜けない。
足で登るより手で登っていると言った方が正解かも。
写真が下手だけど
壁を登っています
しっかりした足場はありません
両手で登ります
この傾斜で横に進みます。
いわゆる山用語では「トラバース」
濡れた岩
少し苔むした岩
簡単そうで簡単ではない
頂上直下でトラバース旧道と合流。
すぐに頂上稜線。
岩峰を二つ越えて頂上。
二つ目の岩峰の真上を越える。
その高度感には足がすくむ。
たぶん草や木が無かったら
一般の登山者は先に進めない。
高度感たっぷり
0820 頂上
ガスで展望が効かない
ようやく海岸方向から晴れはじめる
結局、群別岳、暑寒別岳は最後までガスの中
写真なし
日本海がすぐそこ。
冬に風と雪のすごさ
想像するだけでもぞっとする
0930 山頂発
そう易々とは、事は終わらない。
きょうも考えられない事件発生。
頂上から最後の岩峰を降りて下りかけたその時
右肩先の木の上、目の先の枝先に「大きな蛇」
動く気配なし。
二重三重に体を折った状態。
「ホントかよ」
「今日はこれか」
「ウソだろう」
「どっから来たのよ」
「生きてるのか、死んでるのか」
「避けて下りる」
「触りたくない」
やっぱり素直には終わらない。
新道も急なことには変わりはない。
旧道に比べ、足場がしっかりしており
足で登れる。
旧道は「足」では登れない。「手」で登る
新道は、ロ-プが、がっちり設置されしっかりした登路となっている。
下る途中二人組、三人組とすれ違う。
しっかりと「大きな蛇」情報を提供する。
知ってるのと,全く知らないでは、
「ギャー」の大きさが違う。
足元から先の下り。
落ちるように下る。
途中から山頂を振り返る。
写真ではその急さが出ていません
1010 登山口着
泥落とし完了。
小屋前で、増毛山地の情報を詳しく教えて頂く。
雪がたっぷり降ること、
残雪期には群別岳など山地の
他の山も楽しめること。
三頭山から残雪たっぷりの暑寒別岳を見て
その山容の量感、堂々としたうねりは
とても1400m級とは思われない。
今回は夏真っ盛りの山行となったが
残雪期にもう一度登りたい。
そう思わせるに十分な雰囲気を持っている増毛山地である。
花一輪
茸が初登場
食べられるか
食べられないか
果たしてどっちでしょう
今、この報告は
「浜益温泉の和室休憩所」で作成しています。
ビール、つまみ、ガソリンは、3㎞戻って調達
しないと
明日の山行予定地まで、何もないそうです。。
さらに、次の山行の資料「浜益10名山」もいただきました。
これで残雪期は大丈夫。
明日の山行予定「神威尻山」の地図まで頂き、いたせり尽くせり。
本当に茸も出る秋到来。
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こんばんはです。
返信削除いや~、大変な急傾斜の登り下りと、急斜面を横方向に歩くなんて考えられないですね。
山の遠景からはとても想像出来ないです。
また、帰り道での蛇には驚きましたね。しかし大蛇は縁起が良いと、されていますよ。
明日あたり、競馬場かウインズ、またはナンバーズなんて当たるかも知れませんよ(笑)
また、明日も山旅とのこと、楽しいレポートお待ちしております。
にんに
綺麗に整備された山は私には合わないと分かったので積丹へ移動。
返信削除しかし、今は洪水警報が積丹には出ています。
明日は天気回復、気温上昇。札幌では30度を超える予報。
道南はどんな山か興味津々。