2013年3月24日日曜日

2013年3月24日遠音別岳(オンナベツダケ)偵察

概要3月24日 0330起床 (124/79)
天気 晴れ
気温 車外-5℃ 車内+1℃

概要 
0700 林道入り口発
0900 標高270m偵察終了
1000 林道入り口着

ルート
(登り)
国道334号から分岐する林道は、人一人がやっと通れるほどフェンスが少し開けてある。
林道は吹き溜まりや堅雪が交互に現われる。










テープに従って林道をカット、













再度林道に出て樹林に入る。
標高182mのピーク左を斜上する。
送電線鉄塔のある標高262mのピークへは直上した。
262mからは一旦下り、密生した木立の樹林を進む。








スキーでは登行がはかどらない。
ルート選定が、密生している樹間を探すことと、樹間が広くとも枝が張り出していることなどスムースに出来ない。
此処で偵察終了。









(下り)
一旦262ピークを右にトラーバースする。
トラバースは密生した小さい樹林に難渋する。
トラバースして、送電線下の伐採帯に出る。
このままトラバースを諦め、伐採帯を滑り降り、開けた緩斜面を斜行した。








最後樹林帯を少しで林道に出る。
林道を滑り降りて国道入り口着

所感
スキーで登る場合はこの密生した小さな木々の樹林帯をどう避けて登るかではないだろうか。
左沢筋をのぼるルートはあるかも知れない。
標高270m以降も森林限界までは樹林帯のルート選定に苦労しそうである。
スノシューで登る方がルート選定も登高スピードも効率的かもしれない。
過去の山行報告をご覧になることをお勧めする。

その他
林道入り口から200m登ったら熊の足跡。大きさから成獣か。












262ピークから海別岳(ウナベツダケ)が綺麗に見えていた。












樹間から、岸に押し寄せている流氷と沖の開氷面のコントトラストが鮮やかである。












ウトロから岩尾別までの道路では、人なれしたシカを入れて流氷にに閉ざされたウトロ漁港。












さらに進んで、羅臼岳から硫黄岳の山々が純白で人を寄せ付けぬ様であった。












知床自然センターにヒグマの毛皮が陳列さており、どうぞ触ってお帰りくださいとの案内。
前足の爪の湾曲カーブと長さ、鋭さ、強靭さには言葉が出ない。












あらためて、山では出会いたくないと思った。










 

2 件のコメント:

  1. イヤー、熊の手には驚きました。恐いデスね。あんなんで軽く平手打ちさてただけで大怪我ですね。大変恐ろしいことです。
    緩斜面のアップダウンスキーで登るのはきつそうですね。木などの障害物もあり、逆に体力ダウンですね。
    熊が眠ている間に早く沢山の山に登らないと、、、目が覚めたらお腹空いているので、、。あー恐!

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  2. 出会いたくない。もう起きてるんだ。チョロチョロ動き回っているんだ。
    しかし、熊も人間に会いたくないんだろうからそこを突くしかないだろう。
    という訳で、笛と熊スプレーは既に持ち歩き。

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