2013年3月26日火曜日

知床岳お預け


3月26日 0430起床 (128/79)
天気 晴れ(しかし晴れた空から雪が落ちてくる)
気温 車外 車内-3℃

北方領土、国後島から朝日が上がる。
雪をかぶった白い峰々が逆光で黒々と浮かび上がっている。
近い。これほどの近さだったとは思いもよらなかった。
海の国境を隔てた遥か遠い島と云うイメージが固定していたのかもしれない。
近い島である。
我が国の領土だ。

知床岳に向かって登山口となる相泊に向かって車を走らせる。
相泊手前4㎞でバリケードとゲート番のお兄さん。
「工事と仕事関係者以外はこれから先通れません」
「?」
「全面開放の時期は不明です」
「??。ところで相泊は携帯繋がりますか」
「恐らく繋がります。」

一気にモチベーションが下がった。
今日は午前中偵察
明日の天気予報は午前午後降水確率ゼロ
深夜出発で行動時間12時間を予定。
準備をしっかり整えて相泊行きだった。


全面開放まで期間が掛かるようであれば、
標津山地に目標変更だ。







2 件のコメント:

  1. おはようございます。そこに山はあるのに、入山出来ないなんて辛いですね。でもじっくり待って、一番のりを楽しんで下さい。
    日本の領土なのに、近いのに、戦争ってどちらの国にも悲劇ですね。平和ボケしている現在の日本人には、わからないことですね。

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  2. 「普通の国民になって世の中を見つめ直す」、この普通の国民ってのがなかなか難しい。
    右と云われたり、左と云われたり、そこを粘って普通の国民になって世の中を見つめ直すと、色んなことが分かってくるような気がする。急ぐでもなし、騒ぐでもなしじっと見てみると、恐らくこんなかな―と納得することが多い。
    そういう意味で望郷の念と「北方領土返還」返せと云う叫びは、普通の国民は心にじっと感じてると思う。粘り強い外交努力を望んでる。

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