2013年3月9日土曜日

工房「Grain」再訪


3月9日 0600起床 (---)
天気 雪
気温 戸外-6℃

今朝、工房「Grain」から日高国際スキー場への運転は、ガスと風と雪の中だった。
路面は真っ白、対向車線もはっきりしない、路肩のポールや柵を頼りの運転だった。
対向車線に大型トレーラーが来るとおっかなびっくり左一杯に車を寄せて走るありさまで、時速40㎞が精一杯、ところが対向車線の車はガスと風、雪をものともせず時速60㎞でかっ飛ばしている。
吹雪の雪道の運転の怖さをいやと云うほど味わった。二度とご免だ。


日高国際スキー場もガスと風と雪、ガスが取れても風は相変わらずだった。












しかし、新雪が積もった斜面はふわふわでてっぺん一番乗りを愉しんだ。
いよいよあと一日、明日は競技会もあるので賑やかなフィナーレになりそうだ。










工房「Grain」を再訪した。
聞くにつけ驚く事ばかりだった。
中国、タイ、カンボジア、インド、ネパールなど東南アジアを数か月単位で旅していたらしい。
その旅の暮らしや人々、国情の違い、伝統文化芸術等、すべての観察と経験が、この作品群に表現さているのだろうと納得した。
全てを語るのではなく残った印象をまとめてみるとこうだろうという事だろう。





その作る手順、がまた面白い。
バイクは、まず前車輪を作る。
















次に前車輪軸とハンドル、此処からそのバランスに合わせガソリンタンク、ガソリンタンクに合わせてシート,後ろの荷台、後ろ車輪と移っていくらしい。同じバイクは作れない道理だ。そうして作ったバイクがこれだ。









中野氏曰く「一台一台作っていくんです。木目もそろえたいので」


























つまり部品を数台分作ってそれらを組み合わせて作るのでは、木目もバランスもちぐはぐになるらしい。











ジープよりダンプするトラックをお客さんはよく手にするらしい。


























鶏はよく売れるとか。
目下、男目線の作品が多く女目線の作品が鶏だけだ。











これから協力を得て、女目線の作品が広がっていくのが楽しみである。

















ジープも一台一台だからバリエーションも増える道理。












後部にガソリンタンクが増設された。






























一台、一台完成させる手順が、作る毎に昇華されていくのが良く分かった。

私は気に入った作品を注文した。
4月末には受け取って節句に飾ろう。

皆さんは、4月5日「ち・か・ほ」でどうぞ手に取ってください。



薪ストーブが燃える暖かい部屋でビールを飲みながら話を聞く。
至福の一晩だった。









5 件のコメント:

  1. いよいよスキー特訓も明日までとなりましたねぇ。…ということは、そちらに行ってから早くも1カ月。あっという間ですね。
    しかし、最終日の明日もあまり天気がよくないようです^_^;
    最終確認がしっかり出来ることを祈ってます。
    移動での車の運転も本当に気を付けて!!事故のニュースが沢山流れてます。安全運転(ノロノロ運転)でお願いします。

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  2. 凄い降りです。だんだん視界が利かなくなりました。さっきは300m位あったけれども今は100m切ったかもしれない。これじゃ雪面は分からない、傾斜も分からない。こんな状態で滑ってるとき、上下左右、天地の感覚がくるって酔ったような状態になるらしい。
    今日は日中はこの予報、夕方は雪はやむ予報、しかしその後はまた寒くなるらしい。
    今日は大人しく滑って早めの温泉がよさそう。
    吹雪の雪道運転はそりゃ怖い、車線の轍はよく見えないので只管左側を走るしかない。
    視界が10mを切った時などまじ怖かった。安全運転、天気を選んで移動するしかありません。

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  3. ビールとは?今日はそこの駐車場でお休みですか?
    良いですね。すっかり意気投合って、、、。

    冒険家の血が、伝わるんですね。

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  4. お泊りしたんです。シュラフを持ち込んで。気持ちよく飲んで気持ちよく寝ました。
    しかし、本物はやっぱり凄いです。
    こんな出会いはホント別な世界が覗けて得した気持ちになります。
    ありがとううと云いたい出会いです。

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  5. あらま〜!そうだったんですね。
    それは至福ひとときを味われたことでしょう。
    良いデスね〜〜!

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