2013年3月27日水曜日

2013年3月27日武佐岳最新情報

3月27日 0500起床 (---)
天気 晴れ
気温 車外-8℃ 車内-3℃

概要
0730 登山口発
0830 小屋
0950 標高670mスキーデポ
1100-30 武佐岳頂上
1200 デポ回収
1225 小屋
1240 登山口

ルート
登山口から林道を3.7㎞。スキーを履いて歩きはじめるが締まっており坪足に変更。




小屋まで結局坪足。
小屋からトレースを辿る。下るトレ-スがあり下ってみるが対岸の尾根からのトレースらしい。
夏ルートに戻り直接尾根通しに登り上げる。









標高670mスキーデポ地点からアイゼンに履き替える。
ラッセル皆無、雪は締まっている。
雪庇に注意しながら急峻な尾根を直登。
頂上稜線もクラスとアイゼンが効く。
頂上稜線からの急な下りもアイゼンが効いて特に問題なし。
デポ回収後、下りは右側斜面、樹間の広い所を選んで回り込み夏道に。
小屋からは林道をスイスイあっという間に登山口。
登山口から、早朝であれば坪足でも問題なし。


所感
スキーで歩く3.7㎞より、坪足がいかに楽かはっきり分かる一時間だった。
しかし一時間かかった林道も、下りはスキーで15分、楽ちんだった。
スキーの威力がいかに凄いか実感した。
小屋先の650mへの急登と、そこから頂上稜線へのさらに急な斜面は雪面の選択が悪いと苦闘するだろう。
頂上からの展望は、人気のある山ならではの絶景。



斜里岳













海別岳













国後島
知床の山々ははるか遠くに見える。
今冬初、今日のような最高の天気に恵まれて、最高の登山だった。











その他
下山後、登山口近くの地球が丸く見える「開陽台」に行った。
確かに丸く見える。カメラではとても捉えきれない広がりである。
平ぺったく真っ平らな平野が180℃近く広がっていた。
武佐岳頂上からはオホーツク海と太平洋が両方眺められたし今日は絶景だらけの一日だった。



中標津に戻って温泉に、コインランドリーを尋ねたら温泉にあった。
こんなにラッキーが続いていいのだろうか。











これ何かわかりますか。
雪印の工場
ミルクが入ってるのかな。
中標津には酪農家がずらっと並んだ「ミルクロード」があります。
さもありなん。








3 件のコメント:

  1. 質問です〜!
    途中、スキーからアイゼンみ履き替えましたが、スキーは頂上まで持って行くんですか?それとも、そこに立てて置いて、帰りにまた履き替えるのんですか?

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  2. デポとは、そこに何らかのものを一時的に置いておくことをいう。
    スキーはそこにおいて、帰りに回収する。たんに雪に刺したり、雪の上に置いたりでは発見できなかったり、飛ばされたりするので、樺の木に結び付けたりいろんな用心をする。
    帰りはまたそこでスキーに履き替えて滑り降りる。また手に負えない斜面は背負って降りる。雪の状況が全てを左右するので、新雪後、降雨後、冷え込んだ日、気温の上がった日等によって湯の状況は様々。だから初心者にとってはとっても天気は気になるんです。

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  3. 解説ありがとうございました。
    良くわかりました。大変なことが、、、兎に角、天候ですね。

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